高校受験生の親御さまとの面談で

 

親御さまが驚かれるのは

最近の入試問題をお見せしたときです。

 

 

問題数=分量が多くなっている

 

というのもありますが

それ以上に

 

社会や理科はもちろんですが

数学にすら「リード文」があること

です。

 

 

中学受験生にはなじみのある

「リード文」という言葉。

 

 

ざっくりいうと

問題に関する「説明文」です。

 

 

理科ですと

実験内容についての説明

などがよく出題されます。

 

 

公立高校入試では

こうした「リード文」が

取り入れられてから

まだ日が浅いため

 

「リード文」という

言いかたは公立高校入試

ではあまりしていません。

 

いずれは「リード文」と

いわれるようになるでしょう。

 

 

「説明文」ですから

当然ですが「読解力」

が問われます。

 

 

ところが

公立高校入試の「国語」

の問題の難易度は

 

中学入試や大学入試の

「国語」「現代文」の問題

にくらべると明らかに易しい

ので

 

 

公立高校入試では

「国語」の対策は

あまりしなくても

 

そこそこ得点できてしまいます。

 

 

そこで、国語の対策が

中学受験生や大学受験生

にくらべて

 

後回しにされたり

それほど重視されたり

 

していないと感じています。

 

 

ところが、「リード文」が

社会・理科では当たり前に

数学にまで「リード文」が

でてきていることから

 

中学受験と同じように

国語の対策をすることが

 

重要と考えますし

 

 

学力の二極化が進んでいる

=上位層での得点争いが激しくなっている

 

ことからも

「国語」の学習が合否に関わる

と考えます。

 

 

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