京都の観光地で痛ましい事故
が起きました。
桜や紅葉を見ながらの川下り。
激流スポットもあって
観光客に人気のコース
だそうですね。
無残な姿の舟をみて
頭に浮かんだのは
祖母がよく言っていた
ことば。
「板子一枚下は地獄」
手元のことわざ辞典には
「船乗りという仕事の、きわめて危険なことのたとえ。」
とありました。
祖母が言うには
「船底と海とを隔てている
のは板1枚だけ。
落ちれば命がない。
漁師さんは命がけで
魚を捕ってくる。
だから、漁師さんに感謝して
魚を無駄にすることなく
食べるんだよ」
と。
こうした昔の人の知恵が
ぎゅっと詰まっている
もののひとつが
昔から伝わることわざなどの
慣用句なのでしょうね。
テストに出るからと
ただ丸暗記するだけでは
もったいない!
ことばの一語一語を
噛みしめながら
覚えていくと
生きていく上で
とても大切なことに
気づけるかな
と思います。