とあるお母さまとの入塾時の面談でのことです。
お母さまから
「塾って、『週１回１教科』というところが多いですね」
との質問を受けました。
これにはわけがあります。
大きな理由としては指導上のことです。
学校の授業と違って、
塾での授業では
授業回数や授業時間は限られます。
このため、
最低限の授業時間は確保したい
ということがあります。
もうひとつの理由。
こちらは、恐らく多くの
塾の先生方がうなずかれる
と思いますが、業務上のこと、
つまりはそう決めておかないと
「今日は英語」
「今日は国語」
「今日は数学」
と、毎回違う教科をやろう
とする生徒さんがいらっしゃるから。
ひさぺーも経験がありますが
案外、忙しい高校生がこれに陥ります。
学校の授業の予習復習や
部活動で塾に来る回数が限られ
週１回ということもあります。
そうなると、
学校の授業の様子から
あれこれと気になる教科
ができて↑のような
毎回違う教科をやろう
となるわけですね。
もうこうなると
止め処がなくなり
理解しているようで
実際はそうではない。
なぜなら
「系統だった学習が
できていないから」
ですね。
こうした生徒さんは
「家でやります」
とは言うのですが
ほぼやることは
ありません。
これも↑の理由と同じに
なりますが
その場しのぎの学習スタイル
で勉強をしているからです。
成績を上げるために
必要なことは
○戦略
⇒学習計画を立てること
○戦術
⇒計画にしたがって
繰り返し問題集をやること
です。
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