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【クローズアップ!】
松尾芭蕉、『奥の細道』600里への旅立ち
1689年(元禄2)のこの日、46歳の松尾芭蕉は、船で隅田川をのぼり、千住で
親しい人々に別れをつげ、『奥の細道』へと旅立った。同行するのは、門人の
5歳下の河合曽良。太陽暦では、5月16日である。
※PHP研究所ウェブサイトより引用
『おくの細道』(最近の教科書ではこのように表記されますね)は、必ずといって
いいほど勉強する古文ですね。
さて、昨日の解答と解説。
ちょっと、不十分だったので補足させていただきます。
2.人間の体は、その約70%が水分です。では、体重70kgの大人では、
何kgの酸素原子があるでしょうか?
答え:約43kg
原子量=原子1個の重さの比は、水素原子:1 酸素原子:16です。
これは高校で学習します。
原子はとても小さいので、原子1個の重さの単位は通常つけません。
そこで、一定の数(1モル=6.02×10の23乗個)集めると、
質量比は、H水素:O酸素=2g:16gとなります。
〈モルについて〉
モルは、高校の化学で学習します。
原子はとても小さく軽いので、1個の重さを考えても表すことが難しい
です。
そこで、1モル=6.02×10の23個の重さを物質量といいます。
鉛筆を12本=1ダースとするのと同じです。
〈比例配分について〉
小5の算数で学習します。
たとえば、12Lの牛乳をA君とBさんで1:2で分けるとします。
これは、全体から見ると、A君は全体の3分の1を、Bさんは3分の2を
もらうことになります。
そこで、
A君=12L×1/3=4L
Bさん=12L×2/3=8L
となります。
問題では、水が49kgありました。
質量比は、H水素:O酸素=2g:16g=1:8
を利用して、比例配分します。
水素原子の質量=49kg×1/9=5.44444・・・kg
酸素原子の質量=49kg×8/9=43.55555・・・kg
このように計算した結果、酸素原子の質量はおよそ43kgとなります。