We Bought a Zoo(2011)
邦題 幸せへのキセキ
製作国 アメリカ
公開日 2012年6月8日
出演 マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン、トーマス・ヘイデン・チャーチ、 パトリック・フュジット
半年前に最愛の妻を亡くしたベンジャミン。新聞コラムニストの仕事は頭打ち、反抗期の息子とは心が離れ離れ、娘も悲しみを抱え……。人生の崖っぷちに立たされていた彼は、妻との想い出が詰まった町を離れ、新しい土地で生活を始めようと決意する。そんな彼が購入したのは、郊外の丘の上に立つ理想の家。ところが、その物件はなんと閉鎖中の≪動物園≫付きだった。周囲の大反対を押し切り、引っ越しと同時に知識も経験もない園長となった彼は、風変わりな飼育員たち、再オープンを待ち望む地元の人々、そして家族みんなのサポートを得て動物園再建という一世一代の冒険に乗り出していくのだった。資金不足・悪天候など次々と彼らの前に立ちはだかる障害。果たして無事オープンの日を迎え成功することができるのだろうか!?
We Bought a Zoo Trailer
この映画は、実話を基にした感動作
ということで、公開前から観たかった作品
以前、公開に先駆けて放送されていたドキュメンタリーの方を先に観てしまったので、実話との相違に、個人的には納得できない点が多々ある作品でしたが・・・
本作を初めて観る分には、それなりに感動作として楽しめる内容だったのではないか
と思います。
ということで。

マット・デイモン演じる、主人公・ベンジャミン・ミー

スカーレット・ヨハンソン演じる、ケリー

コリン・フォード演じる、ベンジャミンの息子・ディラン

マギー・エリザベス・ジョーンズ演じる、ベンジャミンの娘・ロージー

エル・ファニング演じる、リリー
がメインです。
こういう、実話を基にして映画化
となると・・・
どうしても、映画としてのまとまりやストーリーの分かりやすさ、見ごたえ等の点にも配慮しなければならない点から、
本来の話とは大幅にストーリーが変えられていたり、キャスティングを無駄に豪華にしてみたり・・・
それによって、そのキャスティングに見合った話を創作して、アクセントとして加えてみたり・・・
と。
仕方のないことではあるかもしれないですし、必ずしも全てを実話通りに実写化することばかりが良いことではないとも思いますが・・・
大幅に変わると納得できない点が多々生じてしまうのも、こういう実話を映画化する際の難しい点ではありますよね
本作を観て、まず1番残念だったのが・・・
主人公――ベンジャミン・ミーの妻。
まぁ、子供達からしたら母親ですね
彼女が既に亡くなっていて、その心の傷を癒す為に動物園付きの家を購入した・・・という話にしてしまっていた点。
ここは、是非とも実話通りに話を進めて欲しかったですね
確か以前観たドキュメンタリーでは、彼女はまだ生きていて・・・
そもそも、コラムニストとして生計を立てる傍ら、動物の生態や知能についての本を出版していたベンジャミンが、
子供の頃から動物が好きで、いつか動物に関する仕事がしたいと思っており、子育てをする環境としても、動物園は適していると考えたことから購入しよう
という決意に至った話であったと思うのですが。
その辺がバッサリ、カット・・・となってしまっていて・・・
しかも、実際の話では・・・
ベンジャミンの父親が残した遺産を使い、ダートムーア野生動物公園の買収に入札したのですが、彼等が動物の素人だった事、そしてあまりお金を持っていないことを理由に、動物園は落札できず・・・
しかし、それから1年後もダートムーア野生動物公園の買い手は決まっておらず、このまま買い手が現れなければ、動物園は廃園となり、200頭の動物は射殺される可能性が高い
という話を耳にしたことから、再び買収に乗り出したベンジャミンによって、今度は資格を持つ動物取り扱い責任者が手配され、5万ポンドの手付金を支払い、再び交渉がなされた末の購入だった
という話が、いともアッサリと購入できてしまう
という話に変わってしまっていて、全財産をはたいてまで購入に至った・・・という、ベンジャミンの一大決心が、なんか軽~く流されちゃってる感が・・・
他の環境設備を整える点や不仲なトラの姉妹、ジャガー脱走の話については、多少の脚色や変換はありつつも、エピソードは実話を基にしている点が多々見られ、まずまずだったと思います
映画では、この手伝いを少し子供達にもやらせていたりしていましたが、実際はこれらのある程度の環境が整うまでは、家族は呼ばず、彼1人が先に引っ越す。
という形がとられていたのですから、凄いですよね
その後。
家族と合流し、動物園営業再開に向けてこれから・・・
という時に再発した妻の病魔
その時点では、もう既に手術は不可能だったそうで、化学療法に頼るしかなく・・・という状況。
ベンジャミンがここに引っ越すことに決めた理由の1つに、この妻の病気の再発を防げれば
という思いもあったそうです
そんな中でも、オオカミの脱走、資金難・・・と動物園の問題は絶えず。
そしてその妻は、一時的に驚異的な回復力を見せたものの・・・亡くなったそうなのですが。
そんな妻の死と資金難。
という問題を抱え、絶望の淵に立たされていたベンジャミンを、再び立ち上がらせたのが、息子の言葉だったんですよね
「パパいつまで泣いてるの?」
「僕は強くなってパパを助けてあげたい。だから絶対に泣かないんだ!」
妻が亡くなる数日前、“子供達に考える時間を与えたかった”という思いから、既に回復の見込みがなかった母親の深刻な状況を伝えたそうなのですが。
泣きじゃくる娘とは対照的に、涙を一切見せることのなかった息子ですが、この1言に全てが詰まっていたんだな~
と考えさせられる、感動的な1言です
それが映画では、反抗期真っ盛りの少年に成り果ててしまっていた
というのが、非常に残念で仕方がなかった
しかも、それにかわるような言葉もなく・・・と。
また。
グラフィックデザイナーだった妻のデザインした看板が、今現在も使われ続けている
という、素敵なエピソードも・・・
映画では、妻が既に亡くなってから引っ越してきた
という設定にしている為、使われることも勿論なく・・・
という感じで、何とも残念だった
最後まで、動物園を再開させることを夢見て亡くなった妻の気持ちや、その妻が亡くなるまで看病し続けたベンジャミンの気持ちを思うと、
本作での、ラスト近くのマット・デイモンとスカーレット・ヨハンソンのシーンは要らなかったな・・・
と思うと同時に、何だか腹立たしくも思えてくる
まぁ・・・とはいえ。
映画は映画として、別物と捉えるべき
と言われれば、全くもってその通りなので、このくらいのフィクションは仕方ないのでしょうけれど
本作だけを観るならば、心に傷を抱えた家族の再生と動物園の再開を懸けた感動の物語
としてそれはそれで楽しめるのだと思います

決して、映画の質自体が悪い
・・・とか。
そういうことではないので、実話との相違性を探ることなく、1作品として視聴する分には問題ないと思います

そういった意味では、近年の作品で考えると・・・
『しあわせの隠れ場所』がある程度、話も実話に沿っていて、内容的にも素晴らしかったかな~

と思います。
そちらの方は、詳しくは以前に紹介してあるので、興味のある方はそちらをどうぞ
そういえば、すっかり忘れていましたが。
本作でリリー役として出演しているエル・ファニング
彼女の姉は、元天才子役として名を馳せたダコタ・ファニングなのですが・・・
姉の陰に隠れて、あまりパッとしなかった印象の彼女ですが、実は姉が演じていた役の若い頃の役を演じたとして知られる『アイ・アム・サム』がデビュー作
と意外とキャリアも長いんですよね

170cm・・・という、その長身を生かした、年相応のセンスのイイの服装からも、ファッショニスタとの呼び声も高く、今注目されている若手女優の1人なので、彼女の演技にも注目の作品ですっっ
彼女の公開待機作として、眠れる森の美女をモチーフとした映画『マレフィセント』があり、オーロラ姫の役を演じているということでも注目されているので。
その辺りも注目して観るとより楽しめるのではないか
と思います

邦題 幸せへのキセキ
製作国 アメリカ
公開日 2012年6月8日
出演 マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン、トーマス・ヘイデン・チャーチ、 パトリック・フュジット
半年前に最愛の妻を亡くしたベンジャミン。新聞コラムニストの仕事は頭打ち、反抗期の息子とは心が離れ離れ、娘も悲しみを抱え……。人生の崖っぷちに立たされていた彼は、妻との想い出が詰まった町を離れ、新しい土地で生活を始めようと決意する。そんな彼が購入したのは、郊外の丘の上に立つ理想の家。ところが、その物件はなんと閉鎖中の≪動物園≫付きだった。周囲の大反対を押し切り、引っ越しと同時に知識も経験もない園長となった彼は、風変わりな飼育員たち、再オープンを待ち望む地元の人々、そして家族みんなのサポートを得て動物園再建という一世一代の冒険に乗り出していくのだった。資金不足・悪天候など次々と彼らの前に立ちはだかる障害。果たして無事オープンの日を迎え成功することができるのだろうか!?
We Bought a Zoo Trailer

この映画は、実話を基にした感動作

ということで、公開前から観たかった作品

以前、公開に先駆けて放送されていたドキュメンタリーの方を先に観てしまったので、実話との相違に、個人的には納得できない点が多々ある作品でしたが・・・
本作を初めて観る分には、それなりに感動作として楽しめる内容だったのではないか

と思います。
ということで。

マット・デイモン演じる、主人公・ベンジャミン・ミー


スカーレット・ヨハンソン演じる、ケリー


コリン・フォード演じる、ベンジャミンの息子・ディラン


マギー・エリザベス・ジョーンズ演じる、ベンジャミンの娘・ロージー


エル・ファニング演じる、リリー

がメインです。
こういう、実話を基にして映画化

となると・・・
どうしても、映画としてのまとまりやストーリーの分かりやすさ、見ごたえ等の点にも配慮しなければならない点から、
本来の話とは大幅にストーリーが変えられていたり、キャスティングを無駄に豪華にしてみたり・・・
それによって、そのキャスティングに見合った話を創作して、アクセントとして加えてみたり・・・
と。
仕方のないことではあるかもしれないですし、必ずしも全てを実話通りに実写化することばかりが良いことではないとも思いますが・・・
大幅に変わると納得できない点が多々生じてしまうのも、こういう実話を映画化する際の難しい点ではありますよね

本作を観て、まず1番残念だったのが・・・
主人公――ベンジャミン・ミーの妻。
まぁ、子供達からしたら母親ですね

彼女が既に亡くなっていて、その心の傷を癒す為に動物園付きの家を購入した・・・という話にしてしまっていた点。
ここは、是非とも実話通りに話を進めて欲しかったですね

確か以前観たドキュメンタリーでは、彼女はまだ生きていて・・・
そもそも、コラムニストとして生計を立てる傍ら、動物の生態や知能についての本を出版していたベンジャミンが、
子供の頃から動物が好きで、いつか動物に関する仕事がしたいと思っており、子育てをする環境としても、動物園は適していると考えたことから購入しよう

という決意に至った話であったと思うのですが。
その辺がバッサリ、カット・・・となってしまっていて・・・
しかも、実際の話では・・・
ベンジャミンの父親が残した遺産を使い、ダートムーア野生動物公園の買収に入札したのですが、彼等が動物の素人だった事、そしてあまりお金を持っていないことを理由に、動物園は落札できず・・・
しかし、それから1年後もダートムーア野生動物公園の買い手は決まっておらず、このまま買い手が現れなければ、動物園は廃園となり、200頭の動物は射殺される可能性が高い

という話を耳にしたことから、再び買収に乗り出したベンジャミンによって、今度は資格を持つ動物取り扱い責任者が手配され、5万ポンドの手付金を支払い、再び交渉がなされた末の購入だった

という話が、いともアッサリと購入できてしまう

という話に変わってしまっていて、全財産をはたいてまで購入に至った・・・という、ベンジャミンの一大決心が、なんか軽~く流されちゃってる感が・・・

他の環境設備を整える点や不仲なトラの姉妹、ジャガー脱走の話については、多少の脚色や変換はありつつも、エピソードは実話を基にしている点が多々見られ、まずまずだったと思います

映画では、この手伝いを少し子供達にもやらせていたりしていましたが、実際はこれらのある程度の環境が整うまでは、家族は呼ばず、彼1人が先に引っ越す。
という形がとられていたのですから、凄いですよね

その後。
家族と合流し、動物園営業再開に向けてこれから・・・
という時に再発した妻の病魔

その時点では、もう既に手術は不可能だったそうで、化学療法に頼るしかなく・・・という状況。
ベンジャミンがここに引っ越すことに決めた理由の1つに、この妻の病気の再発を防げれば

という思いもあったそうです

そんな中でも、オオカミの脱走、資金難・・・と動物園の問題は絶えず。
そしてその妻は、一時的に驚異的な回復力を見せたものの・・・亡くなったそうなのですが。
そんな妻の死と資金難。
という問題を抱え、絶望の淵に立たされていたベンジャミンを、再び立ち上がらせたのが、息子の言葉だったんですよね

「パパいつまで泣いてるの?」
「僕は強くなってパパを助けてあげたい。だから絶対に泣かないんだ!」
妻が亡くなる数日前、“子供達に考える時間を与えたかった”という思いから、既に回復の見込みがなかった母親の深刻な状況を伝えたそうなのですが。
泣きじゃくる娘とは対照的に、涙を一切見せることのなかった息子ですが、この1言に全てが詰まっていたんだな~

と考えさせられる、感動的な1言です

それが映画では、反抗期真っ盛りの少年に成り果ててしまっていた

というのが、非常に残念で仕方がなかった

しかも、それにかわるような言葉もなく・・・と。
また。
グラフィックデザイナーだった妻のデザインした看板が、今現在も使われ続けている

という、素敵なエピソードも・・・
映画では、妻が既に亡くなってから引っ越してきた

という設定にしている為、使われることも勿論なく・・・
という感じで、何とも残念だった

最後まで、動物園を再開させることを夢見て亡くなった妻の気持ちや、その妻が亡くなるまで看病し続けたベンジャミンの気持ちを思うと、
本作での、ラスト近くのマット・デイモンとスカーレット・ヨハンソンのシーンは要らなかったな・・・

と思うと同時に、何だか腹立たしくも思えてくる

まぁ・・・とはいえ。
映画は映画として、別物と捉えるべき

と言われれば、全くもってその通りなので、このくらいのフィクションは仕方ないのでしょうけれど

本作だけを観るならば、心に傷を抱えた家族の再生と動物園の再開を懸けた感動の物語

としてそれはそれで楽しめるのだと思います


決して、映画の質自体が悪い
・・・とか。そういうことではないので、実話との相違性を探ることなく、1作品として視聴する分には問題ないと思います


そういった意味では、近年の作品で考えると・・・
『しあわせの隠れ場所』がある程度、話も実話に沿っていて、内容的にも素晴らしかったかな~


と思います。
そちらの方は、詳しくは以前に紹介してあるので、興味のある方はそちらをどうぞ

そういえば、すっかり忘れていましたが。
本作でリリー役として出演しているエル・ファニング

彼女の姉は、元天才子役として名を馳せたダコタ・ファニングなのですが・・・
姉の陰に隠れて、あまりパッとしなかった印象の彼女ですが、実は姉が演じていた役の若い頃の役を演じたとして知られる『アイ・アム・サム』がデビュー作

と意外とキャリアも長いんですよね


170cm・・・という、その長身を生かした、年相応のセンスのイイの服装からも、ファッショニスタとの呼び声も高く、今注目されている若手女優の1人なので、彼女の演技にも注目の作品ですっっ

彼女の公開待機作として、眠れる森の美女をモチーフとした映画『マレフィセント』があり、オーロラ姫の役を演じているということでも注目されているので。
その辺りも注目して観るとより楽しめるのではないか

と思います





























