喪中の為新年のご挨拶は控えさせていただきます。
新年から悲しいニュースに心が痛みます。
能登半島地震において被災された方、またそのご家族の皆様に、謹んでお見舞いを申し上げます。
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夫は、年末から腎臓のあたりが痛むのでモルヒネを再服用するようになりました。
モルヒネのパッチ 6mg 一日一回貼り替え。
アブストラル舌下錠 4時間毎 痛みがひどい時。
30日は妹と姪っ子が我が家へ一泊で泊まりに。
大晦日の夜帰りました。
夫はいつも通り21時頃には就寝。
私は娘二人と夜更かしして年越しました
お正月は自宅でのんびり過ごしました。
夫はモルヒネを服用するようになって、眩暈や足元がふらつく様子。
ですが、今日は会社へ行くと言って昼前に家を出ましたが、
徒歩10分ちょっとの最寄り駅まで辿り着けなかったようで、帰ってきました。
この数日、呼吸が浅かったり、すぐ息が上がるようで、肺転移の進行を心配しています。
今夜も夫は家族一人一人に宛てたgoodbye letter を書いていました
2022年夏
もう「一昨年」の話になってしまいました。
要介護5、半身不随で寝たきりになった夫は、
頭痛とせん妄と便秘に悩まされました。
せん妄に悩まされたのはどちらかと言うと介護者側かもしれません。
本人は記憶ありませんからね。
痛み止めは、モルヒネパッチにカロナール、ロキソニン、モルヒネ錠のアブストラル、ナルラピド
精神安定剤のオランザピン、デエビゴ
のオンパレード。
頭痛がひどい時はどの痛み止めも効きが悪く、数時間おきに交互にできる限りの量を服用させました。
精神安定剤に関しては、合わない薬を服用した時は夜中寝ずに、唸り叫び続けるという夜もいく晩かありました。
当時、近い祖父母も健在で、私は当然介護経験も皆無だったので、「せん妄」という
精神障害の実態を知りませんでした。
「普通」であればしないことをするのが「せん妄」状態にある人。
唸る喚く怒るの他に、夫はオムツを動かせる左手で剥いで、ポイする癖?がありました
私は夫の寝る介護ベッドの横に布団を敷いて毎晩寝ていたのですが、
寝ると言っても半分起きている状態だったので、夫がベッドの上で動いているのとか把握してました。
ある深夜に、ガサガサ べりべり音がしたので、
「あ~~~またオムツ剝がそうとしてるな・・・」なんて半分寝ぼけて思っていたところ、ふと目を開けた瞬間、剥いだオムツが頭上に落下するところを目撃
落下する前にすかさずキャッチした自分の反射神経に感激しました
あやうくウ〇子がつくところでした。
あとは、、、そうそう、
半身動けないのにベッドからなんとか降りようとして、ベッドから落下。
動かない方の右手首の骨におそらくヒビが入りました。
(家ではCT撮れないので詳細はわかりません。)
他にも色んなことがありましたが、「せん妄」がこんなにも凄まじい状態であること、身をもって知りました。。癌で亡くなる前はたいていこのような症状が起きるようです。
毎晩ろくに眠れもせずに、夜中に何度も起こされて薬飲ませてオムツ変えてせん妄症状に対処して・・・・
赤ちゃんのお世話より断然過酷。
赤ちゃんはかわいいもんです
果たして私にどこにそんな体力があったのか。
もうできる気がしません。。。