今日は反射する日差しがまぶしいです(疲れ目)
昨日、夫は「来年死ぬと思う。」って言っていました。
健康な時は実年齢より10歳くらい若く見られることもあった夫。
今は実年齢よりずいぶん歳取って見えます。
私は今以上にどうしてあげたらいいんだろう。
私なりに寄りそってきたつもりだけど、
やっぱり足りない気がする。
でもこれからも、その答えは見つからない気がします。
もうずいぶん長いこと、「心の置き所」が見つかりません。
夫の闘病生活は、多くの人々の助けによって成り立っています。
●家族以外に、頻繁な通院時に子供を預かってくれるお隣さんや幼稚園・小学校のママ友には、
本当に助けられています。
小さい子供の預かり先を見つけるのには、ほとほと骨が折れます。
子供達を持て余してしまうんです。
私たち親が子供を構ってあげられないので、積極的に子供達を遊びに連れ出してくれる親しい友人のCファミリーには本当に感謝しかありません。
夫の緊急入院直後は、周りの友人が一斉に私たちのために動いてくれました。
●夫の親しい友人4人は「Jezza&Shoko's support crew」というラインのチャットグループを作ってくれて、代わる代わる私たちのサポートに徹してくれました。
彼らは夫が好きなチキンのパイを美味しいと評判の店で買ってもってきてくれました。
ソーセージロールも手作りして差し入れてくれました。
イギリスから来た家族のサポートもしてくれました。
●イギリス在住の、夫の幼馴染のPは、夫の家族の飛行機代を全て払ってくれた上に、ビザなど、来日のサポートをしてくれました。彼も家族と一緒に来日して、入院先のK病院から目と鼻の先にあるホテルに滞在し、来日中の家族のサポートや私たちの子供達を遊びに連れ出してくれました。
●夫が日本に来たばかりの頃(2005年)に知り合った、アメリカ在住Eちゃんと日本在住Yちゃんが、クラウドファンディングのページを作って公開してくれました。
数カ月間、世界中のたくさん友人が寄付をしてくれました。
●アメリカのオンコロジストと連絡を取りたかったため、Eちゃんにお願いして、その先生と電話予約を取り付けてもらいました。
Yちゃんと夫の親しい友人B(イギリス人)の電話の同席をお願いしました。
Bは電話がちゃんとつながるように何度も回線チェックなどしてくれました。
私はある晩、病室を抜けて共同ラウンジで、YちゃんとBと会い、3人でその専門医と電話をしました。
●私の友人のSちゃん、ヨガインストラクターをしているのですが、バジルの葉を食べるのが体に良いそうで、バジルのプランターを持ってきてくれました。
●他にも私の友人では、海外にコネクションのある友人2人がイタリアとオーストラリアのオンコロジストと繋がれるよう努めてくれました。
他にもたくさんの友人に助けてもらっているので、
一部の友人のことしかここでは書ききれませんが、
あの時、そして今も続く友人のサポートがなければたくさんの危機的状況を乗り越えていくことはできませんでした。
こんなにも直接的に手を差し伸べてくれることに本当に感動しましたし、
私たちへのギフトだと思いました。こんなに多くの人の優しさに触れる機会はありません。
夫の人望の厚さにも驚きました。
地獄のような状況の中にいますが、それでも幸せな私たちです。