今日は母方の祖父の病院へお見舞いに行きます病院

まずは千葉の実家へ。

祖父の入院先の病院は、一週間に一家族10分のみ、子供不可、しかも面会可能時間にも厳格。

仕事をしている妹との時間をなんとか合わせ、子供達を連れて帰省。子供達は実家に置いて、数ヶ月ぶりに祖父の顔をみてきますにっこり

認知症でもう3年ほど介護施設でお世話になってたんだけど、ついに誤嚥性肺炎をおこして入院することに。もう食べられなくて、チューブで繋がれちゃってます泣

もう私のことわからないかなぁ、、 前回もわかってなかったかな。

でもね、ピンクのほっぺして、ニコニコしてるおじいちゃんなんですラブ

人柄が温厚で施設でも可愛がられていたそう。

本当の人間性って最後に現れるものなんですね。


花花花花


「後悔」の話。


もし〜だったら、とか、タラレバなんて、存在しない事柄に悩むことほど意味の無いことはないって思います。

私の人生においてタラレバを言いながら後悔したことってたぶん無いです。あ、若い時もっと勉強しておけば良かったなぁ、とは思います笑。昇天 それくらい。


でも、夫が病気になって、後悔の念で苦しみました。


ひとつめ、2021年秋🍂

黒いカサブタのようになって浮かび上がってきたイボに、なんでもっと危機感を持たなかったのか。

予約・通院を面倒くさがる夫を、なんでもっと急かさなかったのか。


その頃私はフランスワインのPRの仕事で忙しくて、深夜まで仕事をしたりしていました。忙しいけど楽しくて、夢中でした。


・・・もっと気にかけていてあげられれば。


ふたつめ、

一度目の手術の後、センチネルリンパ節生検の結果で微小の転移が見つかったとき。


次のステップの選択肢はふたつありました。

①リンパ節全部とる手術

②免疫療法の効果に期待して薬投与


私たちは②を勧められ、選びました。


やっぱりこの時ももっと危機感を持つべきだったのかもしれない。

あのとき、全摘を選んでいたら、こんなことにはならなかったのかもしれない。


何が最善だったか、なんてわかりません。

メラノーマはリンパ管を通っての転移が一般的ではありますが、血管を通して転移する場合もあります。


リンパ節だけとってたとしても、もし周りの血管に癌が浸潤していたら、どちらにしても転移は進んでいたでしょう。


後悔で苦しみました。

自分を責め続けました。


妹が、「(私の夫は)立派な大人なんだから、自分で判断できるんだよ。しょうこ姉ちゃんが責任を感じることではないよ。」って言ってくれました。


あ、そうか、

たしかに夫は立派な大人だ。ひらめき電球


なんか救われた。


結局、自分で自分の面倒をみるしかない。


もちろん今でも悔やむ気持ちはありますが、


でもね、


その時々で最善だと思った判断を重ねていくしかない。


その選択の積み重ねが人生。

人生って厳しい。

今では無常を理解しつつあるので、後悔だけに苦しむことは少なくなりました。


夫もたまにタラレバを言ったりします。


「しょうこが自分と結婚なんかしなければ、まだその歳でこんな苦労をすることなかった」

なんて言うんです。


There is no “what if “, it just doesn’t exist 

There is no point talking about it 


「もし」なんていう事実は存在しないし、


I love my life 


って夫をなだめますハートのバルーン