先週、京都国立博物館で開催されていた「禅 -心をかたちに-」を観に行ってきました。



当然中では撮影できませんが、外にある看板類は見つけた限り撮ってきましたw
看板毎に使用されてる絵が違う、このこだわりが素晴らしい。






会場に入る前に、会場のロビーで開かれたロビー講和に参加してきました。
禅宗の僧侶が、禅の歴史や文化をはじめ、禅の心や教えを仕事や日常に活かして豊かな生活を過ごすための方法などについてお話ししてくださる、なんと無料の講和なのです。
(展覧会の入場券が必要です)
私が参加させて頂いた回は、建仁寺塔頭 霊源院のご住職 雲林院住職のご講和。
30分くらいの講話でしたが、神社と寺院の違い、寺院参拝の際にすること、禅とはなにか、考え方等を普通の言葉で、ちょこちょこウィットに富んでいて、とてもわかりやすいお話でした。感謝。

3月に、酬恩庵一休寺の宝物殿で心奪われた「一休宗純像(半跏像)自賛」。
一休さんの厳しさと大らかさ、大胆さが表現されていて、一休さんは画僧ではないようですが、絵にも、文筆にも精通していて、本当に尊敬します。
またこの絵に会いに行きたくて、本当は翌日、京田辺の一休寺まで行こうかと考えていたのですが、今回の『禅』に展示されていました!ウルッてくるくらい嬉しかったなあ^^;



図録の表紙がとてもcool.
一般的な美術展の図録より1000円程お高かったけど、分厚くて既に展示が終了してしまった作品まで収録されてて大満足。
結構重いけど、この重みは幸せ♡w



グッズ売り場に並んでた本「もっと知りたい禅の美術‬」も購入。とてもわかりやすくて、入門書として最適だと思います。
ワクワクしながら、パラパラ♪



会場を出た時には17:30に近くなっていましたが、もう京都も陽が長くなってきましたね~。
気温もまだまだ暑いです。



禅好き、日本画好き、京都好きとしてはほんとに観に行っておいて良かった!!
秋に東京で開催される方にも行っちゃおうかしら~笑う