こんにちは~。
俳優・フィジカルアクターの祥子さんです。
こんな心底冷える日もクルーシブですよ。
昨日は友達と横浜ダンスコレクション2019のコンペディションを観てきましたよ。海外からのも含めて五作品、どれも色味の違う素敵な作品ばかりでした!世界レベル高い!!とくにヌーヴォーシルカの分類で、ホイールを使用した男女の作品はなんともポエティックで目が離せませんでした。
赤レンガ館は苺祭り。
終始空中ブランコをやりたがる友達D。
夜は久しぶりの中華街。
たのしかった~~。
て、今はそれどころじゃないんですよ。
なんでしょう、Facebookとか潰れてやきはしてたんですが
未だに左手薬指先のしびれが治りません・・・・・
先週、レッスンでも師匠に相談しました。
師 「んん?ちょっと両手を比べていいか?」
シ 「はい。」
師 「ん~~~~~~なにかやった?」
シ 「特別なことは何も。試しに体幹トレやったんですけど圧倒的に左側が耐えきれなくて・・・何か肩甲骨裏から上手く合わないというか。」
師 「痺れはないのよね?サイドプランクでガクッてなるのは気にし過ぎじゃないか?ちょっとまってね」
師匠、背中の筋肉鑑定中。
師 「今日は寧ろ、骨の収まりは良いんだぜ?
・・・・ほら、この辺がお前、バリバリいってるぞ。」
プスっ
シ 「ツゥあっっ!!~~~~~~~~!いたいたいたたたたたっ!」
師 「ほら、これ。ちょっと耐えろ。 これ使い過ぎたんじゃないの?」
シ 「また腰みたいにくっ付いてましたか?!」
師 「癒着してたかもしれないな。神経系が圧迫されてたらピリピリ来るだろうけれどそうじゃないみたいだし。ほら、これ詰まり過ぎだよ。」
シ 「!っっっううう・・・・・ああああっ苦」
師 「年寄りだよこれ」
シ 「先生!!ほんとに・・あ~~~~・・・むぐぐっ!」
師 「なんかの原因でね、身体の左側がバランスとろうと頑張ることが有る。思い当たるのがね、先週の 此れだ。」
ムキッ
シ 「この、先週課題の姿勢ですか?」
ムキッ
師 「うん。どうしてもね、人間右側が先にくるの。それでバランス保とうとして左が無理をする。」
シ 「それならまだ安心ですよ。先週からだいぶ意識して無理重ねてましたから。その分だけ身体が頑張ってたってことですか?」
師 「うむ。身体を苛め続けてドМになっちゃってたから、労わってやんなさい。はい、3ターン目」
祥子、V字でジャックナイフ
1.2.3.4・・・
師 「お前、コンポラフィジカル派ならもうちょい脚上げなさい。」
シ 「ゼエゼエ 腹筋が逆に邪魔をする・・・・」
師 「天井を目指せ天井を。」
シ 「これほんとにパタンと閉じて自立できる人いるんですか?」
師 「いるよ!ジャックナイフマスターて呼ばれてて!まあ俺たちはぱたんと閉じることが目的じゃないから。」
シ 「目的としてる人がいるんですか。」
師 「木下大サーカスの人とか。」
シ 「入団予定はないですよ。」
師 「空中ブランコをやるにはまずこの体勢をパスしないといけないらしい。でないと正しい方向に飛べないんだと。」
シ 「ですから入団はしないですって・・・・最近は大腰筋癒着とか無かったもんですから・・・」
師 「部分的な筋膜の癒着は気づきにくいのよ。
向上心に燃えてやってることだから身体が身体が疲労を感じない。
そこで増々アドレナリンが出て追い込むことになってる。
つまるところ、身体が悲鳴上げちゃってるんだ。スポーツマッサージってその為にあるのよ。スポーツ選手並ってことだ。」
(シ、ちょい嬉しい)
師 「だって肩甲骨の裏側ってバレリーナの急所よ??」
シ 「ダンサーってすさまじい体制で踊ってるんですね。」
師 「もし苛められたら肩甲骨攻めたら大体謝るから。」
シ 「ダンサー生命まで奪う気ないですよ・・・試してみたいけど。日常生活で緩まない所まで鍛えちゃってたんですか、儂は。」
師 「筋トレだけでは解消できない所までいっちゃうのよ。
筋トレ時には疲労が溜まる隙も無く大抵緩んでグリコーゲンなりアドレナリンが出てぶっ壊してくれるから。筋トレでぶっ壊れたら、「よしよし再生しよう」となる。
が、日常生活では基本ぶっ壊れるところまで使わないだろう。疲労は回復再生してくれない。」
シ 「では筋肉は、‘‘ぶっ壊れ時‘‘を感知してるって事は、ですよ?
日常生活と筋トレのタイミングも区別してるってことですか?」
師 「そう。習慣的にしてる人はその刺激を脳が感知してるだろう。
それが日常だと 「え?今なの?」 ってなる。」
シ 「ドМで気まぐれなグリコーゲンめ。日常から微量な負荷をかけ続ける事になるんですね。姿勢を保つって。」
師 「回復物質でまるあるからね。なので常日頃から意識して蓄えておいたほうがいい。姿勢保つのも完全な抗重力活動だからね。常に1気圧の重みに耐えてるから相当なことだ。
骨が全てになってた運動をいきなり筋肉が補助することになる。
脊椎が開放されて凄い気持ちいいことになる。
セロトニンがバあーーーーーーーーーーーーって出るから思考回路まで変わるぞ。」
シ「その分、痛い所が背骨から筋膜の癒着に変わっただけですか。」
師 「まあ。緩めればいいから。体液の循環も影響有るから、ほら、コレでも飲んでみなさい。」
シ、ビタミンB12サプリを貰う。
シ 「どのくらいで効いてきますかね?」
パク。
師 「まあ、1.2時間くらいじゃないかな。」
シ 「あ、治った。」
師 「んなわけあるか!怖いわそんなに直ぐ効いたらっ」
シ 「あ~すっぱい。」
師 「サプリ味わうんじゃない!
まったく。はい、次は持ち上げね。」
シ、中腰でブロックを持ち上げる。
1・2・3・4・・・・・
師 「・・・・お前ほんとに、後から見ると遮光器土偶そっくりだな。」
シ 「遮光器土偶!!?」
シ、ブロック落とす。
師 「あーやっぱり左側がかたより勝ってるね。」
シ 「なんですか遮光器土偶って!!」
師 「どうなの引きつりは?」
シ 「先生、遮光器土偶っ!!」
師 「しびれはあるか?」
シ 「あの体形ってことですか?!!」
師 「(テレビでたこ焼きを見つつ)
あ~俺よく変なの引くんだよ。製造途中のミスか、全部天かすだった事あるぞ。」
シ 「タコ何処!? そして土偶!!」
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遮光器土偶だの木下大サーカスだの言われつつ色々試されましたが、師匠・・・いまだに麻痺したまんまです。
ビタミンも取ってるんですよ・・・。
また今週も背中グリグリです。
多分今攻められたら死ぬ。
ところで、今更ながら
「筋膜の癒着する原因には何が上げられるか?」
調べてみました。
主たるもので
・ 運動不足
・ 水分不足
・ ストレス
・ 過度の筋トレ 重労働
・ 長時間一定の姿勢でいる
・ 小麦粉製品の取り過ぎ
などなど。
中華っておもいっきし小麦だらけじゃん!!
でも美味かったからいいんだ!!
昨日見てきたKAATでのアートオブジェが筋膜に見えてきた。
やはり、運動し過ぎても、し無さ過ぎにしても
長時間の同じ運動・負荷・姿勢を続け過ぎると発生するのが「癒着」らしいです。
更に慢性的な酸素・栄養不足により、障害が発生した筋組織部位から発痛物資は誘発されるという。
つまり、
痛い→動けない→増々痛い→同じ所ばっかり動かす→過度にストレスがかかる→もっと痛い→動けない→・・・・・エンドレス
なので対策としては、慢性的な痛みに変わる前に癒着をリリースして
全身隈なく適量運動し続ける、ってことですね。
しかも同じ運動を繰り返し続けるよりは、慣れてきたら変化を加え続ける!!
ここで登場するのが
変化・進歩を妨げる二大巨頭
相手は
「ゲンさん(潜在意識の現状維持機能)」
身体においては
「強敵ホメオスタシス(恒常性維持機能)」。
目の前に立ちはだかりますね~。
こいつらを払いのけるには・・・・やはりジャックナイフ運動と謎の遮光器土偶トレーニング?を続けるしかないようです。
色んな所に話しが飛んじゃった。
今回は穏やか~に知識欲的に
「荒ぶれてさせていただきました。」
しかし本当に私の指のしびれは筋膜の癒着から来るものなのだろうか・・・・?発生から数えて11日になります。
今後も検証は重ねますよ~。
本日はここまで!!