ヨガ哲学には「執着(愛着)を手離す」という教えがあります。


執着(愛着)があると困ってしまう大きな場面のひとつは、
執着している(愛着のある)ものと会えなくなったときですね。

「この愛しい人(もの)がわたしのものにならないなんて、とてもつらい」

「この愛しい人(もの)にもう会えないなんて、とてもつらい」

となってしまう。

問題なのは執着(愛着)そのものよりも、

「愛しいの人(もの)と一緒に過ごせる、何かを与えられるのが当たり前」と思ってしまうことではないかしら。

愛しい人(もの)と会える、一緒に時間を過ごせることが
奇跡のように有り難いものだと
いつも忘れずにいられたら。

「一緒にいられない=非常事態」ではなくて

「一緒にいられる=奇跡」といつも思えたら。

毎日、泣きそうになるくらいの奇跡を噛みしめて

離れるときがきても、そのときがくるのをずっと知っていたかのように
さみしさとともに静かに受け止めることができたら。

なんて

頭で理解できても
難しいのも知っているけれど。

でも忘れないでほしい、って
じぶんへの覚え書きでした。



孤独だって沁みるほどわかっているから、
誰かに会えたときに心踊るようにうれしいんだ。



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