生徒Aくんの場合(地歴生)
開成中学が第一志望
小学2年生から地歴を受講
月1回の講座でお会いする際に
短い時間でアドバイスをしていました。
(結果)
栄東○ 渋幕○ 開成× 海城2次○
小学5年生のころは、4科の偏差値65程度。
もともと実力のあるお子さんで、
記憶力も優れている優秀なお子さんでしたが、
人に自分の弱点を指摘されるのが苦手で、
あまり人と話をするタイプではありませんでした。
(受験までの軌跡)
Aくんは、
小学5年生の前半までの成績でした。
ですが、この成績のよさが
「自分は勉強ができる」=「合格への道は近い」と
思わせてしまったようです。
小5前半の学習と、
小5の後半からの学習はちがうことを
本人に自覚させることが大切です。
ゲームが大好きだったこと
これはわたしの経験からの持論なのですが、
ゲームというのは、
結果がすぐに出る。
勝つか、負けるかのものが多いです。
ですから、子どもたちは
「学習をした→すぐに結果が見える」だと
思ってしまうし、結果が見えないものに
コツコツと積み上げる努力はできない、と
いうことがよくあります。
Aくんも、面倒くさいに勝てないお子さんでした。
ミスの多さを克服できない
面倒くさいと並行して
自分の弱点と向き合うのが下手な子でした。
やり直しを極度に嫌がります。
低学年のうちに、
この部分を習慣化しておかないと、
小6からの成長を促すことは厳しいです。
小4、小5の前半で
精神的な成長を促しておいてほしいと思います。
Aくんの成績について
小6 4月サピックスオープンの結果
4科目:4科目 偏差65.6
社会と理科の順位は3桁を記録
★国語の成績がよかった。
小6 6月サピックスオープンの結果
4科目:4科目 偏差63
社会と理科の順位は300番台・400番台を記録
算数の偏差値が60を割る
★国語の成績が悪かった。
小6 8月夏期実力テストの結果
4科目:4科目 偏差62
社会と理科の順位は300番台・600番台を記録
このあと、秋から
どのようになっていったのか、
Aくんの精神的成長は促せたのか、
続きは明日、お話したいと思います。
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