５月３１日 オンラインカウンセリングでのこと。
小学１年生の男子を持つお母さま
２０２０年の中学受験が終わり、
世の中がコロナ禍に翻弄される中、
小学１年生の男の子さんに
先行体験を試みたいと
申し込みをしてくださいました。
母は、簡単は挨拶をすませると、
「実は、２０２０年は兄の受験だったんです。
大手進学塾に通わせていたんですが…」
母は、がっくりと肩を落とし
「わたしも息子も、
塾からの課題などを真面目にやってきたつもりだったので、
１２月になって模試の点数が悪くても、
やり直しをすればなんとかなると思っていました。
不合格をもらうことがどういうことか
理解できていなかったんです。
もっというと、「勉強する」とはどういうことか、
わかっていなかったです。
塾の説明会や個別面談で、
いろいろとお話を伺ったはずなのに、
それはすべて他人事だったんです。」
「コロナの影響で、
学校や塾が休校になり、
子どもたちが落ち着いて
机に向かうのを見て初めて、
長男の学び方への違和感が
なんだったのか明確になりました。」
「受験は子どもにとっての体験のひとつ。
ドリルを与えるのは誰にでもできるけれど、
そのドリルをどう使うかが親力なんだ。と…」
真面目に学んで基礎力を積み上げてきたからこそ
この休校の機会に、学び方を振り返れたのだと
思います。この数年の学びを活かせるように
ここから建て直していきましょう。
ご長男の進学先にはついては
詳しくお聞きしていませんが、
真面目に塾の指示通りに学習をしてきた子が
手ごたえのない受験になってしまったことは
残念でなりません。
このような生徒さんが
少しでも少なくなるように
先行体験をお勧めしていかねばと思っています。
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ぽちっとワンタッチのお願いです。
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