皆様ずいぶん長いことご無沙汰でした。
 

実は昨日愛猫(のあ)が他界しました。
グリーンのやや内斜視の目が可愛らしい、ロシアンブルーのハーフでした。
のあは格好良かったです。ビロードのようなグレーの毛並みは見事でした。
そして子供たちの親友になってくれました。
私にとっても戦友、よき相談相手でした。

日頃弱みを見せない、しっかり者ののあが、3日前にお漏らしをしました。
トイレまで歩けなくなったんです。
申し訳なさそうにする彼女に「いいんだって!いくらでも片づけるから!」と
慰めますが、プライドの高い彼女は、凹んでいました。


同じ日、目も見えなくなりました。
相変わらず、くりくりしたグリーンの目は可愛らしいけれど
見えてない心細さに、何度も小さく鳴いて、家族を探しました。
そんな風に、あっという間に容体が急変し、昨日の朝病院で息を引き取りました。
16歳でした。

Drは大往生だよ。と言ってくれました。人間に換算すると80歳くらい。
でものあは、自分がおばあちゃんだとは夢にも思ってなかったでしょう。
子猫のまんま。今頃は、大好きなレーザーポインターで遊んでるかもしれない。
 

少し前から時々「ねえねえ」と私の膝のあたりを前足でつんつんすることがありました。
ご飯のおねだりだろうと思ってましたが、あれって、違ってたかもしれない。
のあちゃん、ほんとは何を言いたかったんだろう。
聞いてあげられなくて、ごめんね。


いまはもう、ああしてあげればよかったとか、もっと抱っこすればよかったとか
後悔ばかりしています。