広島市西区己斐本町1丁目のたこ焼き店「松SHOW(ショウ)」が今月、広島県産である高級ブドウのピオーネ入りのたこ焼きを売り出した。JA広島果実連(広果連、竹原市)がピオーネをPRするために提案し、商品化した。
たこ焼き1個にピオーネ1粒を皮ごと入れ、タコと一緒に焼き上げる。通常のたこ焼きより一回り大きく、ピオーネの甘みと柔らかい食感を楽しめる、甘みと合うように、だしで生地の味を濃くしている。
松ショウは広果連の提案で2月に県産のレモン入りのたこ焼きを発売し、今回は第2弾。ピオーネが熱で溶けないように焼き方を工夫し、2カ月かけて商品化した。
6個入りで530円。販売は、ピオーネが出荷される10月下旬までで、1日10パックを目指す。経営する松村雄二店主は「これまでにない味。冷やして食べてもおいしい」とアピールしている。