オマケ
先日、息子がゼミの先輩達と1泊親睦会で出掛けた島根県で訪れた
『志津見ダム』
のパンフレット。
通常のダムでは放流管の扉体をスピンドルで上昇させて放流したり、洪水吐きゲートを巻き上げ機によって上昇させて、放流させたりするのですが、このダムでは珍しい連続サイフォン式システムで取水・放流を行います。
こちらの画像は北海道の京極ダムの3基あるドラフトゲートのひとつです。
ダムといっても通常のダムの様に水をせき止める堰堤は無く、こちらのゲートは地下に埋設されます。
昼間は水の落差を利用して発電して、夜間電力でポンプでまた上部調整池に汲み上げます。
揚水発電とは、上部調整池と下部調整池を造り、電気の消費が少ない夜間に経済的な深夜電力を利用して、上部調整池へ水を汲み上げておき、電気の消費の多い昼間に上部調整池の水を下部調整池に落として発電する方式です。
揚水発電所は、電気を水の形で貯え、貴重なエネルギー資源を有効利用する発電所です。



