●初心忘るべからず
“初心忘るべからず”。 いうのは簡単ですけど、大変なことですよね。
今年で、あっという間に4年目。 この言葉が年々、重くなってぅるのを感じています。
わけもわからず飛びこんだこの世界。 とりあえず歌の仕事を選んでしまったから(笑)頑張らざるをえない。(笑)
遠い先のこと、考えないっていえば、嘘になるでしょう。 だれだって、先のことは不安だし、この仕事、浮き沈みの激しいものだから、よけいにね。 自分がずっと歌いたいと思ってても、もし、お客さんが全然来てくれなかったらとか、レコードが売れなかったとか現実的問題にぶつかるでしょ
デビューして2年目の後半、そして、3年目あたり、このことでちょっと悩んだこともあったんです。 ”一体、いつまでこの仕事できるのかな”って。 平凡に大学でて、就職でもしてたほうがよかったのかなって。 ちょうど私が大学卒業するときだったせいもあって、友達を見てると、”OLにでも”と、ついそんな気になったんですね、きっと・・・・・・。
私って、思えばここまで順調に来たと思うんですね。 それは、スタッフのみなさんの力なんだけど、それが逆に怖かったりするんです。 レコード会社の人から、”今度のアルバム好調、よく売れてるよ”なんていわれると、余計怖くなったりしたんです。 ゼイタクな悩みかもしれないけど、本当そうなんですね。 B型の臆病な性格なんでしょうね。 今はいいけど、次が、ってどうしても思えちゃって・・・・・・。 私って変に悪いほうに悪いほうに考えてしまうんです。 アルバムを出すときでも、コンサートをやるときでも、いつも最悪の場合を考えてしまって。 悪いクセだけど、これで最後かもしれないと思って、一生懸命やるんだけど、不安だらけでやってたことあったけど。
でも、今はもうすっかり開き直りました。(笑) こんな経験、したくたってなかなかできるもんじゃないし。 いろいろ悩んで相談とかもしたんです。 そこで思ったのはなぜ今まで自分からなにひとつ荒波に向かわなくて自分だけの狭くて、ちっちゃい殻の中に閉じこもって考えてたんだろうってこと。 まだ、経験するこなんていっぱいあるじゃないか、自分から荒波にもまれてみようって、そこで初めてなにか見えてくるのかもと・・・・・・。
だから、今は、10与えられたら、それを12にして返してみよう、そう思って頑張ってます。 まだ学生と社会人と半々のときと違ってこれは、社会人として私が選んだ道、仕事。 責任のある立場なんだから。
オマケ
地味にプロパティを書き換えて通して聴ける様にしました。

