2001年5月23日に発売したオリジナルアルバム「祈り」から2年5ヶ月振りとなった新作「心は元気ですか」が10月22日にリリースされました
そこで、今号では新作の大特集をお届けいたします。 各楽曲ごとに聖子自らの解説や新曲が誕生するまでの経緯、メンバーとのレコーディング風景や沖縄スタジオのボーカル&コーラス入れ・・・等々の制作秘話、そして、すんでの所で台風をの免れた宮古島でのジャケット撮影裏話など、CDだけでは解らない、知られざる”とっておきの情報”を会員の貴方にだけ、こっそり、タ~ップリ、満載でお届けしちゃいますよぉ~
「心は元気ですか」を聴きながら読むと、納得度がアップすえうこと間違いなし![]()
何度でも聴いて、読んで、また聴いてお楽しみ下さいね。
♪「心は元気ですか」の中で一番最初にレコーディングしたのが、この「ナンクルナイサ」。 去年の10月30日(もう1年前
)からスタジオ入りしてレコーディング。 2002年夏のツアーで既に披露していたこともあり、メンバー(キーボード・宮原恵太、ギター&三線・坪井寛、パーカッション・マロ)も慣れたもので、至ってスムーズにレコーディングは進んだ。 しかし、その時はシンセで弾いていた三線の音色が気に入らず、生の音でできないものだろうか・・・と悩んでいたところ、11月の沖縄へ行った際、坪やんに「ねぇ、三線買っちゃえばぁ~、持ってる方が、今後仕事に役立つってばぁ~絶対
」とそそのかしたら、「買っちゃおうかなぁ・・・」とその気になったもんで「買え、買え」と脅して買わせた。 で、早速、血のにじむような(注・本人談)練習をしてもらい、年が明けた今年の1月16日、目出度くシンセから生の三線に差し替えるレコーディングをし直したのである。 やっぱり生に勝るものはないっ
と確信、存在感が全く違う。 坪やんをそそのかして、ホント、良かった
イントロのレインスティック(波のような音)担当は私でございまする。
去年の夏、沖縄へ行った時に立ち寄った国際通りの本屋で出逢った”なんくるないさ”という言葉。 その時は意味も解らず、しかし不思議と強く惹かれるものがあり、東京へ帰ってから15分位で出来てしまった曲・・・とは言え、やっぱりメロディーラインは沖縄音階を意識したもの。 出来上がった瞬間、”良い曲だ~っ
”と、かなりの自画自賛状態で、何度も何度も飽きもせず”ナァ~ン~クルナイ~サァ~”をリフレインしていた私。 ゆったりポジティブな沖縄人の”なんくるないさ精神”を、何につけ見習いたものです。
オマケ
映画「男たちの大和」撮影終了後、一般公開された実物大セット。
バックの山は尾道の千光寺公園です。
砲台の台座などもベニヤ板にペンキを塗っただけの「ハリボテ」だった為すでに撤去されて跡形もありません。
8/31にNHK-BSで放送される番組への
聖子さんへのメッセージはこちら から。
収録は23日です。
お早目に![]()



