[[♪全10曲・収録楽曲の解説♪]]
目ぬ前ぬ蠅追り
沖縄ソング第2弾。”みーぬーめーぬーふぇーうーい”と読みます。これは沖縄のことわざで「他人の事に口出しするより自分の事をきちんとしなさい」という意味。とかく自分の事は高~い棚に上げちゃって、人の事になるとあーだこーだ言ってしまいがちな自分を戒めるために作ったと言っても過言ではない曲(?)。2005年の秋に、波照間島と黒島を旅した時の風景を詩ってみた。
ホロホロ
ハワイ語で「散歩する・ブラブラする」の意。多忙な現代人は1分1秒を競い合う毎日。そんな生活の中、いつもは電車や車でビュ~・・・っと走り過ぎてしまう所を、敢えて自分の足で歩いてみると、それまで気づかなかった事がいっぱいあるはず。忙しい時こそ”ホロホロタイム”を作ろうと思う気持ちの余裕が大事なんじゃないのかな。
雨ノチ晴レ。(Acoustic Ver.)
2004年5月にシングルとしてリリースした時はミュージシャン5人に演奏してもらったが、人任せにできない今回は、初めてレコーディングでギターを弾き、私自身の記念すべき楽曲となった。と同時に、やっぱりライブで弾く時とは違うシビアさを痛感・・・。デビュー25周年の年に”人生応援歌”として作った曲。
また今年も春がやってきた。
雪の誓い
1996年の冬から新富良野プリンスホテルでスタートした【富良野チャペルコンサート】。1回目から皆勤賞の私・・・で、富良野のイメージで作った楽曲。もっと具体的に言うと、ドラマ「北の国から」の純と結のイメージなのだ。
Be Mself(Acoustic Ver.)
シングル「雨ノチ晴レ。」のカップリングとして収録した曲。やはりミュージシャン5人で演奏してもらったのだが、ここでは坪やんのギター一本のみ。しかも一発録り
カッチョイイ~![]()
更に耳をそばだてて聴いて欲しいのは、我が愛猫・ベガ(♀)の可憐(
)かつノスタルジック(
)な歌声・・・この曲で彼女は堂々のCDデビューを果たしたのだが、本人は未だ気づいていない。
どんな時でも「自分が好きだぁ~
」と言えるようになりたいもの。でもそれってナルシスト
・・・そーゆー意味じゃあなくてね。
神様テスト
赤ちゃんも無邪気な仕草、ブルーがかった白目の瞳・・・理屈抜きで愛おしいと感じる。そして、ただひたすらに”生きよう”とする強いパワーを感じてドキッとする事がある。誰でも生まれた時は無色透明なのだ。でも、そのまま大人にはなれない。色んな経験を積んでいく過程で様々な色にまみれ、誰もが模索しながら生きているのだ。葛藤する日々、その度に「今、自分の力を試されているんだな・・・人生のテストだ」と思う。
ここにいる
女優の黒川芽以ちゃんに提供した曲。”いつか私に気づいて欲しい・・・”と待ち続ける乙女の恋心を綴った詩。リズムをボサノヴァ調にして、少し哀愁漂う雰囲気に仕上げてみた。それに一役買っているのが、通称・英雄(ひでお)と呼んでいるミニ・アコーディオン。何度かライブでも弾いているが、いかんせんオモチャなもんで年々傷んでいる(今年のツアーでも活躍しているが、ラストまで持つか心配)。他の楽器にするか悩んだが、せつなく儚げな乙女と英雄の危うい音色が妙にハマっていたので強行突破![]()
誕生(A cappella Ver.)
2004年10月にリリースしたベストアルバム「History Ⅱ」に収録した楽曲だが、オリジナルのアルバムにも入れたかったので、今回はアカペラで収録。レコーディングした河口湖のスタジオで、必死になってハーモニーのメロを眠気と戦いながら作った。
頭の中では完全にENYA風なんだけど、実際にはドリフの”♪エンヤァ~コォ~ラヤッ♪”程度で、全然イメージ通りに唄えず、実力を思い知らされた・・・・・・うぅっ・・・。
ありがとうの唄
永きにわたる音楽生活を振り返った曲で、今日まで唄い続けてこられた事に、ただただ感謝あるのみ。ライブアーティストとしての活動は、会場に足を運んで下さる多くの方々によって支えられ、唄わせてもらっています。ありがとう。今までもこれからも、どんな出来事に遭遇しようとも、全てが私の人生における必然なんだと考え受け止めていきたい。
ナンクルナイサ(Live Ver.)
2007年3月11日・大阪バナナホール「Birthday Live」より。すでに発表しているこの曲は、ファンの間でも人気の高い曲のひとつ。今回のコンセプトの基に坪やんと二人で演ってるライブバージョンを敢えて収録した。いかんせんライブテイクなので、細かいアラは多々あるが、スタジオ録音にはない空気感・臨場感を味わってもらえれば幸いです。

