1984.5頃の記事です。
彼女にいろんな色がつき始めた-----。5月21日、沢田聖子が8枚目のアルバム「風の予感」をリリースした。前回の「ターニング・ポイント」でアレッ?と思わせ、今回はエーッというほど驚かせてくれた。これまでにない躍動的な曲調。”女”を感じさせる詞とボーカル。さて聖子22歳は今どこへ行こうとしているのか。
「(今回は)わりと”男と女”みたいなテーマが多いですね。(今や売れっ子の売野雅勇作詞で、現在シングルで発売中の「都会人」はまさにそれ)今まで男と女とかいう言葉って抵抗があって好きじゃなかった。なんかナマめかしい生き物って感じで・・・。でも唄ってみると、あっ自分もこんな歌が唄えるんだなっていう、新しい発見ができました。だからそういう意味でボーカル入れが面白かったなって思います」。「今まで自分のイメージ(少女的)を自分で決めちゃってたとこがある」という彼女。演じることの魅力を知ったわけだ。「今いろんな曲、何の曲でも作ったり、歌ったりできるなっていう予感がある」。「最後に行きつくところは”やすらぎ”っていうところに行きたいけど、そこに行くまでにいろんな冒険をしたいわけで・・・」。なるほど詞、サウンド共にハードなA面に比べ、彼女のオリジナル作品を収めたB面はやすらぎ色だ。シングルのほうは以後、今とは全く違うイメージでいく可能性もあるが、怖くはないという。「5年間、地味な活動を続けてきたから、自分にけっこう自信を持ってるんです」。沢田聖子のさわやかな冒険は、今始まったばかり。彼女のおしゃべりが楽しいコンサート予定は左の通り。
記事にある広島郵便貯金会館のチケット画像。
オマケ
先日行った献血の検査結果が送られてきました。
過去5回の日付の内、3回が聖子さんのライブの日です。
市内の献血ルームは利用者も多く前回の時ライブに遅れそうになった為、今回はスルーしました。


