ディズニー映画、塔の上のラプンツェルで、ラプンツェルが王国へ入ったときに流れる「王国でダンス」(アラン・メンケン)という曲がある。
本当に踊り出したくなるようなこの曲と、ヨーロッパのような可愛らしい色合いの街並みが大好きで、「こんな王国があったら住みたいなぁ」とその部分を何十回と再生して観た。
ケルト音楽を感じるような音色(勝手なイメージ)に心奪われて調べていくうちに、「ティンホイッスル」というケルト音楽の楽器にたどり着いた。
リコーダーのような縦笛で、素朴な音がたまらない。
ネットで沢山の種類のティンホイッスルを眺めながら、可愛いヨーロッパの小さな村とか草原とかで演奏したら、さそがし気持ちが良いだろうなと思いを馳せる。
華麗にティンホイッスルを演奏する自分の姿を妄想しニヤニヤしながら、ついつい、初心者向けの小さなティンホイッスルの購入ボタンを押したのだった。
マイ・ティンホイッスル!!
嬉しくて、早速楽器屋さんのスタジオを借りて練習した。音は簡単に出せたが、最初は力んでしまい普段使わない筋肉を使うので腕がプルプルした。
YouTubeで音階練習の動画をみながら、なんとか音階をマスターして大満足!
そしてそのままティンホイッスルは家の引き出しにしまわれることになったのだ。。
いや、もちろん王国でダンスも演奏してみたい。
でもほら、家で吹くと近所迷惑だし、スタジオに行くのもちょっと面倒というか。。もごもご。。
もしこれから防音の部屋がある家に住むことになったらちゃんと吹いてあげるから!ごめん!と謎にマイ・ティンホイッスルに言い訳した。(三日坊主な私)
それにしてもケルト音楽って本当に癒される。素朴でどこか懐かしい気もする。
いつかケルト音楽発祥の地を巡る旅がしてみたい。そのときはマイ・ティンホイッスルも一緒に連れて行こう。