先週の記事では、「幸せアピール」や「マウント」に疲れてしまう理由を、心理的な視点から整理してみました。

読んでくださった方、ありがとうございました。

今回は続きとして、このテーマを リチューニングを通して もう少し深く見つめてみたいと思います。

幸せアピールに反応してしまうのは、悪いことじゃない


幸せアピールをされると、モヤっとしたり、ザワっとしたり。

「なんでこんな気持ちになるんだろう」

「私の心が狭いのかな」

と、自分を責めてしまう方もいるかもしれません。

でも、リチューニング的に見ると、その反応は“悪いもの”ではなくて、自分の中の何かが揺れているサインなんです。

つまり、あなたがダメなわけではなくて、心がちゃんと反応してくれているだけなんですね。

リチューニングでは「相手」より先に「自分」を整える

こういう場面で私たちはつい、

「あの人がおかしい」

「どうしてあんな言い方をするの?」

と、相手に意識が向きがちです。

もちろん、それも自然な反応です。

でもリチューニングでは、相手を変えるよりも先に、自分の内側の調律を整えることを大切にします。

なぜなら、相手の言葉が刺さったときほど、本当は“外側の出来事”よりも、自分の中の反応が強くなっているからです。


幸せアピールを「支配」にしないために

幸せアピールやマウントをしてくる人は、心の中に不安や自信のなさがあって、承認欲求を強く外に求めていることが多い。

それは先週の記事でも書きました。


でもリチューニングでは、さらにもう一歩。

「相手はそういう状態なんだな」

と理解した上で、そこに巻き込まれないために、自分の心の境界線を整えていきます。

相手の言葉に飲まれてしまうと、気づかないうちにこちらの心が乱れて、いつの間にか

・嫌な気分が続く

・頭の中で何度も反芻してしまう

・自分の価値まで下がった気がする


こんな風になってしまうことがあります。

でもそれって、相手が強いからではなくて、こちらの心が少し“引っ張られている”状態なんです。

「私が悪いのかな?」は、調律のズレのサイン

幸せアピールに疲れてしまうとき、多くの人はこう思ってしまいます。

「私がひねくれているのかな」

「うらやましいだけなのかな」

「素直になれない私が悪いのかな」

でも、ここもリチューニング的に見ると、大事なのは“善悪”ではなく、自分の中で何が反応しているのかです。

その場で湧いてくる感情を、良い・悪いで片づけるよりも、

「今、私は何を感じた?」

「何が引っかかった?」

「私は本当はどうしたかった?」

こうやって、心の音を聞いていく。

それが、調律を戻すということです。

幸せアピールは「外側の音」

本当の幸せは「内側の音」

SNSや会話の中で聞く

「幸せそうな話」

「自信満々な話」

「すごい私の話」

それは、外側に響く音としては派手です。

だからこそ、こちらの心が乱されやすい。

でも本当の幸せって、外側の証明がなくても、内側に静かにあるものなんですよね。

だから幸せアピールが強いほど、その人は自分の内側の幸せを、まだ掴めていないのかもしれません。

そして、それを見てザワつく私たちもまた、内側のどこかに“触れられたくない部分”が反応しているだけ。

どちらが悪いとかではなく、ただ、心の状態が揺れているだけなんです。


モヤモヤしたときのリチューニング問い

もし、また同じように幸せアピールやマウントに疲れたときは、こんな問いを自分に向けてみてください。

☆私は今、何に反応した?

☆私は今、どんな気持ちになった?

☆私が本当に欲しかったものは何?(安心?尊重?対等さ?)

ここに気づけるだけで、人の言葉に飲まれていた心が、少しずつ自分の元に戻ってきます



まとめ:相手を変えなくても、心は整えられる

幸せアピールをする人がいると、人間関係は確かに疲れます。

でも、リチューニングの視点を持つと、相手に振り回される時間が少し減っていきます。

相手を責めるのでもなく、自分を責めるのでもなく、ただ、

「今の私は揺れているんだな」

「だから整えてあげよう」

と自分に戻ること。

それが、心の自由を増やしてくれます。

外側の音に引っ張られそうなときほど、どうか自分の内側の音を大切にしてみてくださいね。