かなり漠然としたお題で
どこまで記事にできるか……
 
今、ふと気になるので書いてみよう!
 
看護師として
病院勤務
訪問看護勤務
両方経験して

病院で患者さんを看取る
在宅で患者さんを看取る

両方、携わってみて思うこと。

患者さんは病院と家
どちらで最期の時をむかえたいのだろうか。

最期の時だけとは限らない。

排尿や食事など
人の介助が必要になってきた時
●施設に入るか
●家で暮らすか
このような選択をせまられることが必ずくる。

最期の時よりも
介護をどこでお願いするか…
こっちの方が先に考えることになる。

先日、家で療養されている方が
家族の介護疲れで一時的に病院に入院された。

帰ってこられて
話を聞くと
ベッドに拘束されて…
『もういやだ!入院はしない!』と。

そりゃそうだよな。


拘束は……ね。
みんなイヤだよね。


でも……
病院で看護師していたからこそ
病院側の意見もすごくすごーーーくわかる!


患者さんに何かあったら困る。
例えば
・転倒
・転落
・誤飲
・点滴抜去
などなど
などなど……ですよ……。

インシデントではなく
アクシデントですから!

それは大事なわけですよ。
危ない状況を防止するために
拘束という手段が必要になることが多々。


では家ではどうなのか
家の中でフラつきながらも
自由に動ける。

転倒して頭をぶつけることもあるだろう
それを、承知で
本人も動くし
家族も想定範囲内。

訪問看護で1番ビックリした部分でもある。
 
病院だったら
とんでもないことだけど
 
家に住んでるってことは
そういうところも
ある意味自由。

転けたら痛いかもしれないけど……
ベッドの上で動けないように拘束されるのと
どっちがいいのだろう。


患者さんと話してて
しみじみと考えるきっかけになった出来事でした。