●新イギリス首相、テリーザ・メイの糖尿病は、メタボと無関係です!

こんにちは。食べながら綺麗に痩せる食事法:一美キンロス(栄養療法士)です。

一般向けに書かれた栄養療法関連の英語の本の翻訳作業、何とか順調に進んでおります。

応援、本当に有難うございます!

さて、もうご存知でしょうが、イギリスの新首相は、この人、テリーザ・メイ。



糖尿病を抱えているのに首相の激務は無理、なんていう心ない批判などを吹き飛ばし、対抗馬(左側)の失言に次ぐ失言も奏功して、早々に首相に着任されています。



さて、彼女の糖尿病は、いわゆるメタボの糖尿病(2型)ではなくて、自己免疫疾患の糖尿病(1型)です。

自己免疫疾患とは、自分の細胞を敵、悪者だと勘違いして免疫作用が働き、攻撃してしまう病気全般を指します。

他にも橋本病、リウマチ、クローン病や潰瘍性大腸炎、MS等々、数々の症状が知られています。

栄養療法でのサポートは、症状によって違うし、人によっても違う一方、全ての自己免疫疾患に共通することも沢山あります。

卑近なところで言うと、

・高アレルギー性食品(乳製品、グルテン等)は控える
・腸の環境を良くすることに腐心する
・抗酸化・抗炎症物質に富む食品を豊富に摂る

など。

自己免疫疾患は、遺伝子が大きく影響していると言われますが、引き金を引かなければ発病を予防する可能性もありますよ。

そして、それは、他の病気を予防する食事法とも共通している部分が多いです。


この中から、自分でやれることを1つでも2つでもやり始めてみるのが、全ての病気を予防する力強い第一歩になるはずですよ♪