「第3回北川翔バラライカリサイタル」コンサート・レポート | バラライカ奏者・北川 翔 オフィシャルファンクラブ ブログ Sho Kitagawa official fan club blog

バラライカ奏者・北川 翔 オフィシャルファンクラブ ブログ Sho Kitagawa official fan club blog

日本でただ一人のプロのバラライカ奏者、北川翔さんの公式ファンクラブページです☆
翔さんの最新情報などをお届けしていく予定です♪

みなさまこんにちは音譜いかがお過ごしですかキラキラ

今日はいよいよ先日行われました「第3回北川翔バラライカリサイタル」のコンサート・レポートをお届けしますラブラブ今回は、、、かなり、かなり、長いですーー(笑)にひひ





リサイタル当日は良いお天気晴れ準備などで早めに家を出たところ、舞台監督のSさんも早めに着きそうだとメールが入ったのでご一緒しました電車

ホールではご担当のKさんが笑顔で待っていて下さいましたラブラブ事前にホールに送って頂いた挟み込み用のチラシや、備品を確認して、楽屋周りのセッティングに入りますニコニコSさんはホールのステージマネージャーさんとの打ち合わせ音譜

程なくジャスミンさんも到着して、チケット関係のお仕事を進めますチケットかなり余裕を持ってホール入りしたのに時間はどんどん過ぎていきますショック!そして翔さま登場ビックリマークものスゴくカッコいいヘアスタイルドキドキきゃーーっラブラブと心で思いつつ、頂いた電報などをお渡ししながら、準備を進めますニコニコ

浜野さんも譜めくりの方と一緒にホール入りですビックリマーク浜野さんとお目にかかるのは、去年の「王子ホール」以来ですキラキラ約1年ぶりですが、相変わらず素敵で凛々しいお姿ラブラブ!今回のリサイタルのためにイギリスから来日して下さいました飛行機

リハーサル、チラシの挟み込み、どんどん時間は過ぎていきますガーンホールのご担当の方々とミーティングを終えると、気付いたら当日券発売の時間に!!ジャスミンさんと友人のKさんと一緒に、ホールの扉前でお客様をお待ちします音譜



リサイタル直前に「日経新聞」の文化欄に、翔さんの記事が大きく掲載されたので、その効果もあり、当日券もよく売れていきますチケット

「日経新聞」の記事はこちらから→ 『今朝の「日本経済新聞」に翔さんが!!』

ファンクラブの会員様、音楽関係やマスコミ関係の方々、各方面の素晴らしい方々がどんどんご来場して下さいますラブラブ!ご来場下さった方々とご挨拶などをしているうちに開演5分前の1ベルがベル

いよいよ翔さんの7年ぶりとなるリサイタルが始まりますビックリマーク



一曲目は「マズルカ No.4」明るくて華やかな雰囲気の曲です音譜続いて「ルーマニアの歌とチャルダッシュ」キラキラこちらは翔さんのお父さま「北川つとむ」先生もよく演奏していらした曲なので、懐かしさがこみ上げてきますラブラブどちらの曲も「バラライカの父」と呼ばれているV.アンドレーエフの作品です音譜

続いて「プロチャージナヤ」キラキラこちらは翔さんの一番最初のアルバム「Sounds of Balalaika」にも収録されている曲です音譜(このアルバムは残念ながら現在では販売されていませんしょぼんすごく良い内容のアルバムだったので、ぜひ再販してほしいものですビックリマーク

プログラムにも書いてありましたが、ロシアの伝統的な叙情歌のジャンルの曲だそうです音譜個人的にはすごく好きな曲で、派手さはないものの、何回聴いても飽きませんニコニコ

そして「ソナタNo.1」キラキラ本邦初演ですビックリマークアンケートでもとても評価の高い曲でした音譜

「A.クシャコフ」作曲で、著名なバラライカ奏者「A.ダニーロフ」教授のために書かれた曲とのことで驚きましたショック!初めて聴くのにとても心に残る曲でしたキラキラ

「ダニーロフ」教授は、翔さんがロシアに留学していた時に音楽院の院長もされていた方で、翔さんの先生、そして親友でもある方です音譜それにしてもこの曲の奏法は、ものすごく難しそうでしたショック!

「小唄と即興」キラキラ今まで沢山バラライカの曲を聴いてきましたが、この曲は初めて聴いた気がします音譜美しいバラライカの旋律と、ピアノの掛け合いが素晴らしかったですラブラブ

第一部最後の曲は「スペイン舞曲」音譜ヴァイオリンで独奏されることが多い曲だそうですキラキラバラライカで演奏すると、また違った激しさや情緒があってとても素敵でしたラブラブ!翔さんの演奏する姿がまたとても素敵でしたラブラブ

15分の休憩を挟んで、第2部が開演ですベル



「『トロイカ』の主題による変奏曲」雪の結晶とてもドラマティックな翔さんの演奏を、浜野さんのピアノが更に盛り上げますキラキラ二人で演奏しているのに、まるでオーケストラの演奏を聴いているようでした音譜

「ソナタ(第1楽章)」こちらも本邦初演ですビックリマークこちらはバラライカとピアノのために書かれた曲だそうです音譜作曲家が他国に亡命したため、ロシアではほとんど知られていなかったそうですあせるロシアでも知られていないバラライカの曲があるなんて、びっくりしましたショック!こちらもバラライカとピアノとの掛け合いがとても素敵キラキラしかもお二人の息がぴったり合っていて、素晴らしいアンサンブルでした音譜

「せわしき流れの河」キラキラこちらは合唱をされている方はよく知っている曲なのではないでしょうか!?翔さんの解説にも書いてありましたが「これぞロシア民謡」といった叙情的な旋律です音譜翔さんのお祖父さま、「北川剛」先生も愛した曲だそうですラブラブ

そして「Within living memory」キラキラ作曲家の「中島克磨」先生が翔さんからの依頼を受けて作曲された曲で、こちらの曲は2008年にロシアで初演されたそうですが、当時大きな話題になったそうです音譜

最初はドラマティックな旋律で始まり、そして日本民謡のメロディーも使われている舞曲調な中間部、そして、、、キラキラ私の言葉では上手く表現ができませんが、本当に素晴らしい曲でしたラブラブ今は亡き、翔さんのお父様「北川つとむ」先生に贈呈された曲だそうです流れ星 

演奏が終わると、会場から割れんばかりの拍手と、沢山のブラボーのお声が上がっていましたラブラブ! 

この曲を演奏する時だけ、翔さんは眼鏡をかけていて、それも素敵だったとアンケートに書いて下さった方もいらっしゃいましたドキドキ

リサイタルもいよいよ終盤ですしょぼん

バラライカ奏者でもあった「N.シュリーマン」の「セレナーデ」音譜まるでおとぎの国にいるような気持ちになれる美しい曲ですラブラブ

翔さんがMCで話していましたが、バラライカ奏者が作曲する曲は、「自分が目立つように、自分が良いと思われるような曲しか書かない」そうですが(笑)、バラライカの音の繊細さ、音色の美しさが際立つ、そんな曲でしたキラキラ

いよいよ本編最後の曲「ボレロ」キラキラ正直、今までの流れを聴いていて、「最後の最後によくこの曲を。。。」と思ってしまいましたショック! 
 
「セレナーデ」はロマンティックな曲ですが、「ボレロ」は弦を打ち鳴らすような激しい曲ですガーン翔さま、スゴイ、、、と聴き入ってしまいましたラブラブ!浜野さんのピアノがまたカッコ良いラブラブ最後の最後で目がドキドキになりました恋の矢

割れんばかりの大きな拍手とブラボーのお声を頂き、舞台上では翔さんと浜野さんが握手を交わしますキラキラとても可愛いお嬢さんお二人からの花束贈呈もあり、会場も和みますブーケ1

拍手は鳴り止まず、アンコールへ音譜



「碧い湖をみつめて」こちらは本当に美しい旋律の曲ですラブラブ今まで翔さんも何回も演奏していますが、こちらの曲のファンの方も多いのではないでしょうかはてなマーク浜野さんのピアノで、更に曲の素晴らしさが増した感じがしましたラブラブ!

こちらの曲は、翔さんのアルバム「ばららいかるてっと」にも収録されています音譜Amazonでももちろん購入できますし、「音楽センター」のページでは視聴もできます音譜

「ばららいかるてっと」→http://www.ongakucenter.co.jp/SHOP/CCD905.html 

そして、そして、翔さんが指導している「北川記念ロシア民族楽器オーケストラ」でも、最後に演奏するのが恒例?となっている「月は輝く」ビックリマークまさかピアノ伴奏で演奏するとは思っていなかったのでビックリしましたラブラブ!会場からは拍手喝采、口笛も!!

「月は輝く」は、翔さんのアルバム「Balalaika」に収録されていますニコニコ

「Balalaika」→http://www.amazon.co.jp/バラライカ-北川翔/dp/B003ZWZDXE/ref=ntt_mus_ep_dpi_1

素晴らしいリサイタルは終演しました音譜

終演後はホワイエで、翔さんと浜野さんは沢山のお客様にかこまれて、談笑したり写真を撮ったり、、、ラブラブ!お二人からは笑顔がこぼれます音譜

浜野さんは4年前にトッパンホールで行われた「日本音楽コンクール」で優勝されていて、その時からのファンの方が今回のリサイタルにも来て下さったと伺いましたラブラブ!今回のリサイタルで、浜野さんファンになった方も数多くいらっしゃると思いますラブラブ! 



翔さまファンの方からも素敵なコメントをいただいたのでご紹介しますドキドキ 

浜野さんは、パワフルで、なおかつ繊細な伴奏をなさる素晴らしいピアニストですね!

北川さんとの呼吸も、まさに馬が合うといった感じでピッタリ。大船に乗った気分で聴かせていただけました。きっとソリストとしても、才能あふれる方なのでしょう。

浜野さんがコンチェルトを演奏なさる時には、ぜひぜひ演奏会に足を運びたいです。

Rさま、どうもありがとうございましたラブラブ

リサイタルにお越し下さったみなさま、本当にどうもありがとうございましたキラキラ残念ながらご来場出来なかったみなさまとも、少しでも当日の様子が共有できれば嬉しく思いますラブラブ

最後になりましたが、昔から翔さんを応援して下さっている方で、今回も遠方からわざわざ足を運んで下さったFさまが寄せて下さった素敵な感想をご紹介して、今回のコンサート・レポートは終わりにさせていただきたいと思いますキラキラ

長い長いコンサート・レポートにお付き合いいただき、本当にどうもありがとうございましたラブラブ


「7年間、さぼっていたわけではないんですけど…」と翔さん。
(…そうですよね)
自分自身の7年間にも想いを重ね、時と音が合わさっていくのを感じるひとときとなった。

私が北川翔さんのバラライカに出会ったのは、今から5年ほど前。
それは私にとって、全くの新発見だった。

何か強い吸引力を感じ、1stアルバムを送って頂く。
そして、嬉しい驚きと確信へ。
そう、一枚のCDに入っていたのは、たった一本のバラライカの可能性を十二分に伝えてくれる変化に富んだ、旋律やリズム、染み透り包まれるような豊かな響きだった。
そして、その独特の暗さや重さを感じさせてもなお、前向きに感じられる曲の展開!
それは、人生の中で何回目かのちょっと難しい時期を過ごしていた私の数年間そのものだったように思う。

そして、当たり前のようにこのアルバムは新しい友達になった。

だから…待っていたのだ、
このようなリサイタルを。

そして…
それは主にソナタNo.1の演奏により満たされた。
引き出しは色んなところから出てくる。
大きいのから、小さいの。
ピアノの浜野さんがそっと引き出しの取っ手をひいたり、引き出された箱の中にあふれるほどの音の花びらを投げ込んだりする。
そして、導いた引き出しの中から、会場の隅々に香りが行き渡るのを浜野さんが見守る場面…無伴奏部分だ。
それが絶品!

残響と共に満場の喝采で終演を迎えた後、私は、この7年を思いながら「無駄な時間なんて、ないな…」と泣き笑いの体で会場を後にした。
北川翔さんや色々なことに感謝します。