年末に金曜ロードショーで放送していた
「こんな夜更けにバナナかよ」

ちょっとずつ観て、、
やっと最後までいきました照れ


渡辺一史さん著のノンフィクションの原作が
元になっている映画で、

原作は読んだことがないので
映画にするにあたって変えてる部分も
あるのかもしれないけど…。


難病・筋ジストロフィーで
とにかくワガママで明るい鹿野さんと

彼が在宅で自立生活を送るにあたって、
24時間体制で支える
介助ボランティアの方々のお話です。


鹿野さんを大泉洋さん、
医大生のボランティア・田中くんを
三浦春馬さん、

田中くんの彼女で、
鹿野さんとの出会いをきっかけに
大きく変わっていく女の子を
高畑充希さんが演じてます。




クローバークローバークローバー

筋ジスという難病、
それに伴う重度の身体障害の鹿野さん、
発達障害とは全然違う障害だけど…

障害のある人の自立生活、
そもそも自立ってなんだろう?と
考えさせられました。



印象に残ったシーンは、

鹿野さんが田中くんに
「デキる男ぶるなよ。
 人間は出来ないことばっかりなんだから」
と言うところと、


鹿野さんが亡くなった後に読み上げられた
お母さんへの手紙で
「おかあちゃんには
 おかあちゃんの人生を生きてほしい」
というところ。。





クローバークローバークローバー

鹿野さんは映画の途中で
人工呼吸器をつけた時に
一度声が出なくなってしまうのだけど、

もともとおしゃべりが得意で
ワガママながらも人を惹きつけて、

自分の出来ないことをはっきり伝えて
周囲に手伝ってもらう賢い人。



自閉症スペクトラムの長男しゅうは
まだ自分の困っていることを
うまく伝えられないことが多くて、

それは大人になっても
苦手かもしれないけど…。


そもそも日本は
「人に迷惑をかけてはいけない」
という風潮、美徳があって、

わたしも当たり前のように
そうだと思ってきて、

それはそうかもしれないけど
そういう風潮があることで
他人に頼りづらい感覚がある気がする。



たまに通るお寺の貼り紙に
「人に迷惑をかけるな、人を助けろ」
的なことが書いてあって、

若い時はそんな貼り紙
気にしなかったと思うけど、

しゅうの発達障害のことでいろいろ考える今、
迷惑をかけるのって
そんなに悪いことかな??と
お寺を通る度に思うわたしなのでしたキョロキョロ



本も読んでみたいなあ。





流れ星読んでいただき、ありがとうございました流れ星