私を好きになっているのはもう何年も前から知っていた

そのまま時が過ぎた


私は知っていた

自分がずるい女だということを


その好意に、優しさに甘えることにした



でも私にとっても




ずっとずっと大事な人だった

特別な人





「きっとこの人のことを好きになれる」



いつでもそう思ってた



だから

幸せになれる




だってその人が幸せなら

私もきっと幸せになれる

そう思えたから