今日も昨日に引き続き

靖国神社 みたま祭りで見た著名人の筆跡です。

まずは、元内閣総理大臣 小泉純一郎氏の筆跡
 

台湾元総督 李登輝氏の筆跡
 

同じく、元内閣総理大臣 阿部晋三氏の筆跡
 
 






私は個人的には小泉純一郎氏の筆跡が好きです。

普段、気が弱くて度胸を付けたいという人は

彼の筆跡をなぞりがきしてみることをお勧めします。

 
小泉純一郎氏の筆跡の特徴は、

太い線で一気に書き上げること。

これは集中力がないとできない技です。

そして、単なる書道として書いているわけではなく、

(元)政治家として、意味のあるメッセージを

書いているわけですから、その影響力を考えると

勇気も必要です。

ちなみにこの言葉は以下のような意味があるそうです。
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 『天道無親 恒与善人』
 (でんどうはしんなく、つねにぜんにんにくみす) 
 『老子』第79章の言葉で、「天の道はある人だけに親しむ
 ようなえこひいきはしない。いつも善人に味方してくれる」
 という意味。[Yahooニュースより]
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彼の政治家としての能力についてはともかく、

人間としての魅力とダイナミックさは

凡人にはないものだと敬服します。





台湾元総督 李登輝氏の筆跡は

小泉氏の筆跡と対極をなす印象があります。

 
一文字一文字をていねいに、品格を感じさせる筆跡です。

かつて中国では、官吏登用の際に、

人物評価の基準として身体・言辞・筆跡・文章の四つを

見たと言われています。

日本のように自分らしい筆跡ではなく、

基本になる文字があり、それ通りの字を書けることが

知識レベルの高さを表していたと聞いたことがあります。

なので、李登輝氏の筆跡の素晴らしさは

ご本人の意識の高さと言い換えてもいいのかも

しれません。

ちなみにこの言葉は以下のような意味があるそうです。
*------------------------------------------------------------*
 『我是不是我的我(私は私ではない私)』
 「肯定的な人生観とは、果てしない自我の肯定ではありません。
 キリスト教に『自己の中に神を宿す』という概念がありますが、
 深い愛で他者を許す神を自己に宿すことで、自己中心的な自我
 が消え、他者を思う心が生まれる。
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全く違うアプローチですが、

お互いの言葉には共通点があるように思います。

もう現役を引退なさったからこそ言えるのでしょうか??

けれど、いずれの言葉も

それぞれが持つ深い意味を私たちに教えてくれます。






それに比べてと言ってはなんですが・・・

安倍晋三氏の筆跡と言葉

 

う~ん・・・

失礼ながら選んだ言葉も筆跡も小学生の作品みたい。

若手とはいえ、総理経験者ですから

もう少し含蓄のあるお言葉や書を見せてほしかったなぁと

個人的には思ってしまいます。

文字の余白の取り方なども学校の授業で書く習字の

延長みたいな印象があります。(言い過ぎ?)

人間的にとても素直でいい方なのでしょうね。

これが安倍氏の良さなのだろうなぁ。


 


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