日曜日に箱根の成川美術館に行きました。
この文字、どう思われますか?
私は、正直、「わぁ~、なんだか寂しい文字だなぁ」と
思ってしまいました。
(そう思いませんか?)
そして、美術館の中に入って、
この書を書かれたのが平山郁夫画伯と知って二度びっくり!
平山郁夫画伯は、
シルクロードをテーマにした幽玄な作品を描かれる
巨匠です。
絵画に造詣が深くない(というか全くない)私でも
存じ上げているほどの方です。
平山先生の筆跡は
確かに作品の緻密さに現れるように、きちんとした
やや硬めの書体です。
(平山郁夫美術館
webサイトよりお借りしました)
こちらはご本人の美術館の筆跡
固い書体ではありますが、でも、のびのび感が違います。
なので、
成川美術館の筆跡を見たとき、
失礼ながらちょっとギャップを感じました。
(美術館関係者の方、スミマセン)
なぜ、成川美術館の筆跡は
さびしい印象があるかというと・・・
「箱根」の「根」とか、
「美術館」の「館」が、ほかの文字より小さいのです。
なので、尻すぼみの印象があるんですね。
平谷郁夫画伯の筆跡の大きな特徴は
刃物運という線で線を切る特徴が顕著なことです。
(平山郁夫美術館
webサイトよりお借りしました)
上記、2つのサインを見てわかるとおり、
平山先生のサインには、
郁の「月」や、夫の右払いに必ず刃物運が入ります。
「平」にもこの特徴がみられますね。
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刃物運とは、
板前さんや床屋さんなど
刃物を持つ仕事の人に多くみられ
細かい違いにうるさい人や
スパッとしたものを好みグレーゾーンが嫌いという
特徴があります。
経営者にもこの特徴がある人は多いです。
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このことから平山郁夫画伯は、
だらだらするよりも、
線で線を切るようにスパッと切れが良い方
だったのではないでしょうか。
かなり勢いもあるお方だと思われます。
が・・・
成川美術館の筆跡にはこの特徴がありません。
(本当に私の勝手な想像ですが)
先生は、ご依頼されて筆耕する書には
いつもの自分のクセ(刃物運)を入れてはいけないと
思われたのではないでしょうか。
その結果、静謐な感じはありますが、
本来お持ちの勢いが出ずに、尻すぼみの印象の
書になったのではないかと想像します。
皆様もご自分の名前を書くときは、
尻すぼみにならないよう気を付けて書いてください。
気力や体力がない時、
「いやだなぁ」と思いながら書いている字は
だんだん小さくなりますよね?
その場にいなくても、その人のその時の心理状態って
簡単にわかってしまうものなんです。
面接や試験の際、営業で受付で名前を書く際、
特に気を付けたいですね!
体裁のためではなく、自分の気力・体力充実のために
自分の名前は末広がりになるように書きましょう!
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