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こんにちは、コミュニケーション・コンサルタント
筆跡診断士の林 香都恵 です。
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先日、あるコミュニケーションの講座で
20代の女性の筆跡を拝見する機会がありました。
彼女は
「どうせ私のことをわかってくれる人なんかいない」
「いつも私は一人だから楽しいこともない」
といった、
どちらかと言えば自己否定型のタイプです。
でも、とても素直で
「先生、私こういう心理学の勉強大好きです
」
と、目をキラキラさせながら講義を聞いてくれました。
が・・・ 自分の興味を失う話になると
すぐウトウトしだすのです。
とても印象に残ったのが、
「どんな時にやる気がなくなりますか？」という質問で
「たくさんの人がいる部屋の人数が奇数だったとき」
と答えたので、「なぜ奇数だとダメなの？」と聞いたら
「どんな時でも絶対私が一人はみ出すから」
という答えを聞いて、
なんだか切なくて胸がつぶれそうになりました。
でも、
これは自分を客観視できない証拠なんですね～。
周りから自分がどういう風に見られているか、
見られたいのかを想定していたら
もっと対応はできるはずなんです。
私は彼女の倍位の年を取っているから
「彼女なりに一生懸命やっているんだな、かわいいな」
と思えるけれど、同年代の子にしたら
「なにあれ？」と思ってしまうでしょう。
つらい思いをいっぱいしてきたんだね。
そんな彼女の筆跡は、
小さくて筆圧の弱い気の抜けたような文字。
とくにトメが弱い文字なんです。
トメやハネが弱い人は、行動が早い人。
一つのことをやりながらもう次のことを考えていたり、
または、最後までやり遂げようという気持ちの弱い人に
良く見られる特徴です。
たぶん、彼女は
「どうせだめに決まっているから…」という発言の多さから
後者のタイプだと思います。
現代人は忙しいので、
ゆっくり・ていねいにが苦手です。(私も含め)
けど、せめて自分の名前くらいは大事に書いて
自分を大事にしてほしいです
自分を大事にしようと思うなら、
自然に文字には力が入り、ていねいに書けるはず。
最近、自分を大事にしてないなーと思う方は、
ぜひ、自分の名前を大きく・ゆっくり・ていねいに書いてみて！
気持ちが落ち着き、「なんだか、私イケてる気がする！」と
思えます。
コミュニケーションテクニックの講座だったので、
筆跡のことを教えてあげられなかったのが残念！
文字という心や脳のクセのアウトプットから
自分を見つめなおしたらきっと彼女も変われると思います。
「私も自分を客観視してみたい！」という方は、
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