昨日、カウンセリングにいらして下さった方は、
アラサー世代の可愛い女性でした。
熱中して頑張りたいのに力が出ない。
何に自分の力をフォーカスすればいいのか
わからない・・・。
というお悩みでした。
最近、こういう方が多いように思います。
本来はエネルギーもパワーもやる気も持っているのに
それをぶつける先が見つからなくて
力をもてあましている。
でもね、私はこういうときに
「やりたいことが見つかるまでおとなしくしてよう」
という考えには反対です。
おとなしくしていると、
身体が省エネモードになっちゃって
色々なことが鈍くなります。
感情も感覚も欲求さえ鈍くなって
すべての代謝が落ちてしまいます。
そうすると、いざというときに
力が入らなくなるんです。
ギアをトップにする方法を忘れてしまうんですねー。
実際、この方の文字もお悩みモードで、
線に勢いがないんです。
なので、私も先日習ったばかりの
硬筆書写 をお勧めしてみました。
８Bの鉛筆で思い切り筆圧をかけて字を書くんです。
「う～んと力を入れて書いてみてね」
「はい！」と言って書き始めると、
最初の1文字はとても良い感じ。
「おお、うまい、うまい！」
筆圧もかかってるし、とても丁寧に書いているので
線も美しいです。
でも、２文字目の中盤になると、
だんだん線に鉛筆特有のポサポサ感がでてきます。
筆圧も弱くなってくるので自然にスピードも上がり
ていねいさがなくなっていきます。
「わぁ～！難しい！」
と言いながら、楽しそうに練習してくれました。
書いた文字を見ると、
自分のエネルギーがどこで切れているのか
よくわかります。
とてもこんな風に強くてキレイな線を
最後まで維持して書くなんてできません・・・。
文字、特に習字は
集中力、美意識、テクニックが必要とされるので、
大脳の働きにとても良いと本で読みました。
でも、
自分に気力をみなぎらせたいなら、
体力も必要だと、硬筆書写をすると
よーくわかります。
この方はすっかり硬筆書写を気に入ってくださり、
８Bの鉛筆は探すのが難しいから、６Bの鉛筆探します！
と言って帰って行かれました。
ご自分のパワーに自信のある方、
ぜひ、一度硬筆書写を試してみてはいかがですか？
自信のない方も
どこまで強い線が書けるか試すのは興味深いです。
五十音の文字を一文字ずつでも強くキレイに書けるようになれば、
体力も粘り強さも集中力も身についていると思いますよー。
私も頑張ります！ m(__)m
８Bの硬筆書写を試しにいらっしゃいませんか？
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