相田みつをさんの筆跡は


多くの人が惹かれます。




強くて優しくて、素朴で、そして繊細。


書いてある言葉ととてもマッチして


いますよね。



筆跡で自分を変えられたらいいと思いませんか?
(出典:「相田みつを」ダウンロードフリー壁紙)




私は筆跡心理学の講演をさせていただくと、


必ず、受講者の方に字を書いてもらい


それを手にとって眺めてもらいます。


そして


「あなたが今、手に取って見ている文字は、



あなたの知らない人が書いた文字です。



あなたはこの字を書く人に


魅力を感じますか?


会ってみたいと思いますか?」


と聞くことにしています。





そうすると、みんな、「う~ん・・・」と言う顔に


なってしまいます。





でも、直筆メッセージをもらったときって、



「ああ、暖かい字を書くな、

  きっと優しい人なんだろうな」


「乱暴そうな字だから怖い人かな」



などと、文字からその人をイメージしますよね?





でも書き手の立場になると、それを忘れてしまいます。



手書きメッセージをもらった人が、


自分に対してどんな印象を持つかを


意識して字を書くことは


もしかしたら文章の中身より大事なこと


かもしれません。





そういう点で相田みつをさんは、


やはり、ただ者ではありません。





以前、相田みつをさんのご子息の友人(ややこしいですね)から


「相田みつをさんって一作品を作るのに何枚書いてると思う?」


と聞かれました。


私はせいぜい300枚くらいかと思ったのです。






なんと、答えは1万枚でした。






書画家であるので、私たちが普段書く字と


同じレベルで考えてはいけませんが、


でもびっくりする数字だと思いませんか?






なので、家中書き損じの紙だらけで、


その紙をお風呂のたき付けに使っているそうです。






勝手なイメージでは、


さらさらっと簡単に書き上げているのでは?


なんて思いがちですが、


線一本の向きや長さ、かすれ具合などに


こだわりぬいて、書いて書いて書きまくった


結果、彼の感性が集結されているから


完成度が高く、いつまでも


私たちの心を打つんですね。





今はあのような作風の書画を書く人が


増えてきましたが、


いったい1枚の作品を仕上げるのに


何枚書いているのかな?


と、聞いてみたくなります。





イマジネーションでサラサラ書くのも


良いですが、しっかりした基本あっての


自由な作品というのは、


やはり一朝一夕にできない風格を感じさせます。





少しでもいいから、


文字に人間性を表現できるようになりたいですね!!





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 じゃあ、「自分の字はどうなんだろう?」と思った方、


 筆跡診断 で自分の魅力を再発見してみませんか?


 今、自分が書くべき字のアドバイス もいたします。


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