経営者の方は、サインをする機会が多いと思います。
今はほとんどの書類が印字できますから、
パソコンから出力したり、または
ゴム印ですませることが多いかもしれません。
だからこそ、直筆のサインを書くと、
きらりと光る魅力になりますね。
いつも言いますが、
字は上手である必要はないのです。
下手でも強さや勢いや強い思いが文字から
感じられたら、相手の人は
「ああ、良い会社なんだろうな」
「社長を応援しよう！」と、必ず思うでしょう。
自分が逆の立場だったらそう思うと思いませんか？
誠実さはまちがいなく字に現われます。
それは、私のように筆跡心理学を勉強しなくても
直感で判断できるでしょう。
サインはあなたを知ってもらう、絶好のチャンスです。
だからこそ、その場を印字された物でごまかさないで
直筆で書いて欲しいのです。
私が今までお会いした経営者の方は
たいてい、みんな上手くはないけれど、大きくて
力強くて、良い字を書いていました。
が・・・
ある若い男性社長の字は、
線が細く自信がなさそうで、とても小さかったのです。
「なぜ？？？」
お察しの方もおいでかもしれません。
この方は2代目社長として就任したばかりの方でした。
引き継いだ会社は、製造業でいわゆる工場です。
社員は元ヤンキーみたいなお兄ちゃんばかり。
おとなしい新社長が思い切った字を書けないのも
納得です。
その後、数ヶ月間、この会社の社員さんに
毎月「自分と仕事」に関するテーマでレポートを書いて
もらいました。
当初、ブーイングの嵐で、レポートもぼろぼろでしたが、
社長と私とで添削と質問を返しながら
数ヶ月繰り返したところ、
本当にびっくりするほどみんなの文字がしっかりして
きたのです（もちろん内容もですが）。
締め切り日も最初はみんなぎりぎりでしたが、
すごく早く提出してくれるようになり、
「字を書くのが楽しくなりました！」とお礼を言って
いただけました。
その社長は、レポートはもちろん、毎朝、
自分の名前を大きく書く練習をしてくださり、
今では立派に大きく自信のあるサインを書いています。
嘘のような本当の話ですが、
自分のサインに自信がもてると、
自分にも自信がつくのです！
経営者だけでなく、自分に自信の持てない方は
ぜひお試しくださいませ。
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じゃあ、「自分の字はどうなんだろう？」と思った方、
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今、自分が書くべき字のアドバイス もいたします。
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