本木雅弘さんがアカデミー賞ノミネートの喜びを
すばらしい直筆のFAXで表現しています。
この筆跡によって、本木さん(なんだかぴんとこないので
もっくんと呼ばせていただきます!)の評価はさらに
ぐーんとアップしましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090123-00000000-maiall-ent.view-000
筆跡の確立は一朝一夕にできません。
字は単にお手本通りに書けばいいというものではなく、
そこに書き手の人柄や性格・考え方のクセなどが加わり、
唯一無二の作品となります。
筆跡は指紋と同じ。 二つと同じ物はありません。
だから私たちは思いのこもった作品に心を打たれます。
TVや映画では飄々とした印象のもっくんですが、
筆跡からは大人物の要素がかいま見えます
●もっくんの筆跡には以下の特徴があります。
1.大きな文字や小さな文字が混在している
文字の大きさがまちまちの人は、平凡が嫌いで変化を好む
人に多く見られます。
2.「あ」「物」などの曲線が大きく美しい円弧を
描いている
丸く大きく、勢いのある円弧は簡単そうでなかなか美しく
書くことは難しいのです。
このような字を書く人には大人物が多く、遠くは豊臣秀吉も
同じ特徴を持っていました。
3.「悦び」「皆さん」などのハネがとても強い
ハネの強い字を書く人は粘り強く頑張りのきく人です。
あきらめずにやり遂げる意志の強さを感じます。
4.文字がぶれずにまっすぐに書かれている
(私もですが)縦書きが苦手な人は多いです。それは、
なかなかまっすぐに書くことが難しいからです。
もっくんの文字は大きさが変わっても中心の位置は
同じで、垂直に書かれています。
このように垂直方向に文字を書ける人は集中力の
ある人です。
5.縦線が長く美しく書かれている
縦線のきれいな文字はぴしっと居待った印象があるように、
文字の縦線は自分の本流を表します。
縦線が長い文字は芯がしっかりしている人に多い特徴です。
良い点ばかりをあげましたが、いくつか気になる点もあります。
★「居」や「す」とローマ字のサインなどのように、
線が衝突している箇所がある
普通の人は字を書くときは線がぶつからないように気をつけて
書きます。が、もっくんのように線がぶつかる人は、ぶつかること
をおそれない勢いがある人です。
つまり、人が「そんなこと無理だよ」「怖くてできない」と思うような
ことが平気でできるので、よい方向に出ると、人のやっていない
分野で成功することができます。
実際ベンチャー企業の社長などにはこの字を書く人が多いのです。
が・・・ 一方で、線の衝突は人と人との衝突も現わし、トラブルに
なりやすい字でもあるのです。
悪い面に出ると犯罪者にもこの特徴の人が多いと言われています。
以上から、もっくんは普通の芸能人と違い、個性を重視したスタイル
の人であり、自分でそれを熟成させるべく努力を怠らない人と想像します。
芸能界で生き残っていく上では、人に真似されない自分のスタイルを
確立することは大切ですので、線衝突も大事なのかもしれません。
もっくんの字はキレイだから、いい特徴しかないのでは?
と疑問の声が聞こえてきそうですが、字の上手下手は関係ありません。
悪筆でも良い筆跡特徴を持った人はたくさんいます。
まずは、大きくて勢いのあるのびのびした文字を
書けるようにしたいですね。
無意識のうちに書けるようになれば、それは必ず日常行動に反映されて
いるはずです!
自分の字が小さいなと思う人は、大きめに書くように心がけて
みてはいかがでしょう?