「どうして筆跡診断士なんかになったの?」
良く聞かれる質問です。
私が初めて文字で人の性格がわかると知ったのは、
今から15年くらい前です。
字を書くことは嫌いではなかったのですが、
私は自分の字が嫌いでした。
下手ではないと思うけど、
なんとなくしゃんとしてなくて、それが
自分の弱さみたいに感じていました。
初めて筆跡診断士協会というところで
筆跡診断をしていただき、
「一字一字には問題ないが、行をぴしりと書き、
哲学を学ぶと良いでしょう」
と言うアドバイスをもらい、
自分を言い当てられたような気持ちになったのでした。
実際、私は先を読むことが苦手で、目先のことに
気を取られる性格でしたし、
自分には芯がないと感じていたのです。
それから、私は安定感のある字を書くよう
気をつけるようになりました。
まだ、まっすぐには書けませんが、
強さは出てきたと思うのです。
※拙著「筆跡を変えれば自分も変わる」に
診断を習う前と後の私の筆跡が載っています)
今の字を書く理由がわかると、自分の課題も
見えてきます。
そして思った通りに書けたら、その課題を達成できたと
わかります。
字には自分の心理状態が現われるから
とってもわかりやすい。
ごまかせないからいいのです。
まだまだ思い通りの字にはなっていないけど、
でも、昔より自分の字が好きになっています。
人まねではない字が書けるようになったら、
きっと私はとっても成長していると思うのです!!!