水曜日の御器所教室にスーダンからお客様がいらっしゃいました。
名古屋工業大学大学院・スーダンからの留学生、モハナドさんが
「スーダンから友人が来日してるので一緒に」と、書道体験していただきました。
バカリーさんの名前を「馬、夏、里」の3文字でスーダンらしい漢字でお手本をかきました。
スーダンは金の鉱山がある黄金の国。
エジプトのツタンカーメン王の黄金の棺もスーダンでとれた金で作られたんですよ。
誤解されがちですが、スーダンは自衛隊が派遣された南スーダンとは違い、平和な国です。
ナイル川が流れ、青ナイル、白ナイルと呼ばれる支流の合流する
豊かな土地に首都ハルツームがあり、モハナドさんもバカリーさんもハルツーム大学で
日本語を勉強されました。2人ともアラビア語も英語も日本語もペラペラ!うらやましー!
私はハルツーム大学の皆さんの書道コンテストの作品の審査委員長をして、
毎年矢田ギャラリーに展示しています。
そして、バカリーさんの名前の「うま」について。
馬は世界中どこでも「財産」評価されるもの。
そこで、「左馬」の意味をバカリーさんに教えました。
馬を左右さかさまに書いて「まう(舞)」と意味すること。
嬉しいとき、おめでたいときに「舞」をするので「ひだりうま」はおめでたいことの象徴で、
下部は巾着(財布)なので、大きく書いて、4枚小判を入れ、大きく跳ねて口をきゅっとしめるのです、と。
バカリーさん、喜んでいただけたようでよかったです。
もう少し日本にいて帰国されるそうです。
またおあいしましょうね!
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