ペンディングトレイン
第1話
無事にリアタイできました
ということで…
早速、初回を見終えた
自称エイジーズな私の感想です
以下、ペンディングトレイン第1話の
ネタバレとなります
まだご覧になっていない方は
ご注意くださいませ
終始『白浜カッコよ』だった1話
先週の王様のブランチの番宣だったかな?
主演の山田くんが
第1話は白浜が居なかったら
どうなってたんだろう?
という回だった
的なことを言ってた気がするけど、まさにその言葉通りのストーリーというか白浜が居なかったらあの乗客たちはまとまらなかっただろうなと感じるくらい陣頭指揮を執る白浜の存在感が光った第1話思わず…
あれっ?このドラマって
赤楚くんが主役なんだっけ?
と錯覚するくらい赤楚くん大活躍でした
その中でも、
僕の心にブッ刺さった
のは…
頑張れ!
と叫びながら、崖から滑落しそうな萱島を白浜が助けるという往年のリポビタンDのCMさながらのファイト1発なこのシーン
この時の赤楚くんの表情、血走った目ヂカラがカッコ良過ぎて時が止まった
ラストで見せてくれた仔犬で母性擽りまくりな安定のちょい潤んだ瞳とは対照的
こういう演技の瞬発力というか、表現力の幅には単純に圧倒されたその後、ちょっと冷静になると、あのシーンで目が血走ってたのは花粉症のせいもあるんだろうなぁと、撮影の過酷さに想いを馳せてみたり…(笑)
とにかく、舞いあがれ!の貴司くんとは似ても似つかない、熱く冷静にみんなのリーダー的存在として振る舞う白浜の姿がカッコいいあんなイケメン消防士が身近に居たら、世の女子もゲイも即落ちだろうなぁと思った
上白石さん演じる畑野が密かに想いを寄せていたのも無理もない。
自分のせいで負傷して歩けなくなった先輩に『1人でも多くの命を救う』と誓った思いを背負って生きる白浜。
なんだかコードブルーでガッキーを助けようとして片腕を失ったギバちゃんとそのことを負い目に感じて医者を辞めようとしていたガッキーのエピソードに似ているなと思った(笑)
『やれるだけやってみよう』
畑野が救われたという白浜のこの言葉。何気ない言葉だけどなんか響いた
『やれるだけやる』。逆を言えば、人間なんて誰しも『やれることしかできない』わけで。結果はわからずとも、何かをやらなきゃ事態は何も変わらない。だから端から徒に諦めたり、出来もしないことを望んだりするんじゃなく、人間はどんな時も今出来る最善を尽くすしかないんだろうなと思ったし、それが常に人生のベストアンサーなんだろうなと思ったりした。
サバイバルな状況だからこそわかること
しかし、未来にワープして、ワープした先の未来があんなに荒廃してるって、さすがに前向きになれないというか単純に絶望するし、人間って理性と建前で振る舞いあってるからこそ社会の秩序が保たれていると気付かされるというか、それが崩壊すると途端に醜い争いが起きるんだなと思うと、人間という生き物の愚かさにも絶望するし目を背けたくなる
結局、こういう極限にサバイバルな状況になると、地位も名誉も権力もなんの役にも立たないし、日常で"良い人"を演じてる人だってボロが出るというか。その人が持っている人間としての資質、本質、本性が露わになるというか。人としての強さ、精神力を試されるというか…普段から本当に培うべき力って、こういう時に取り乱さず、理性的に冷静に、フラットな精神状態で居られて、最善の判断ができる能力なんだろうなぁなんて漠然と思ったりもした。
『金曜の夜』という週末の心身共に荒廃した状態でこういう描写に正面から向き合うのって、時としてちょっとしんどいかも(笑)
でもまぁ…あの未来の姿は何が起こった結果なのか??そこは今後気になるところ
そして、最近発売したキリンの新作レモンサワーの缶が数年後にも落ちているなんて、あのレモンサワーはロングヒットしている設定なんだなぁなんて、酒飲みとしてはそんなどーでもいいことにも思いを馳せたりしていた(笑)
ちなみに、この前このレモンサワー飲んだけどなかなか美味い(笑)ただ、ちょっとお値段が高いんですよねwww
安定感のある役者陣
この作品、地味に色んな役者さん達が出てたけど、みなさん良き演技だった気がする(しれっと上から目線…)井之脇海くん、松雪泰子さんの演技は抜群の安定感
松雪さんが生意気なネイリストの小娘に『うるさいなオバサン』と罵声を浴びせられた時に
今どき、年齢若い方が価値あるって考え方、周回遅れだから。アップデートしたらいかが?
と返したシーンは、第1話の中で最も痛快だったかも(笑)主役の山田くんの演技(特に泣きの演技)も心にくるものがあった
そして、ラストの不気味な表情は怖かった
主役の人間性が怪しげな設定ってありなんすか??とは思ったけど(笑)山田くんって、サイコパスな役とか、いわゆる"怪演"が上手いので、役に不気味さが孕むと普通に怖い(これは褒め言葉です)
あと、先ほども触れた性格の悪そうなネイリスト・玲奈を演じる古川琴音さんの演技も、めっちゃイラッとさせられる演技で上手かったなぁと
一瞬、趣里さん??と勘違いしかけたこの女優さん。どっかで観た事ある子だな〜と思ったら、この恋あたためますかに出てたあの子なんですね。
この先の演技も期待です
初回を見終えた個人的総評
当初、この作品への期待値が低過ぎたので、予想していたよりは退屈せず面白く観れたな〜というのが率直な感想警察が追っていた人物はあの車両の中の誰なのか?とか、もう1両の未来へワープした車両はどうなったのか?とか、答え合わせが気になる伏線もちりばめられていた印象
ただ、次回予告の映像からは、これと言って続きが気になってワクワクするような高揚感はあまり感じなかったというのが、僕の忖度のない率直な感想。テイストが違い過ぎるので比較すること自体がそもそも間違ってる気はするけど、昨年同じ枠で出会った『石子と羽男』の初回放送を見終えた後の満足感、次回への期待感には遠く及ばなかったかな…
僕的にこの手の内容は、ストーリーにそれなりの抑揚をつけたり、登場人物に隠されている秘密があるとか、その辺のディティールを丁寧に描いてくれないと、徐々に飽きてしまう可能性大だなという懸念はまだ拭えない印象
あまりにも浮世離れしてる展開になると白けそうな気もするし、どこまでリアリティーを持たせながら面白く魅せるかがポイントな気もするけど、そもそも未来へワープするという初期設定自体が非現実的というか非日常なわけだから、多少強引でも毎回興味を引くような仕掛けを投じる展開になってほしいな〜なんて思いました(偉そうにすみません…あくまで一個人の意見ですので、ご了承くださいまし…。)
主題歌ヒゲダンの衝撃
ドラマを観ていて最後の最後に驚いたのは…
このドラマの主題歌ヒゲダンだったんですねー前々から発表されてたわけで、どんだけこのドラマに対するチェックが甘いんだよって話で、お恥ずかしい限りなんですが…
主題歌にヒゲダンを起用してくるあたり、この作品に対する制作の力の入れ具合は感じましたやっぱヒゲダンイイですねーってか、藤原くん、喉の調子は大丈夫なんだろうか?ま〜LIVE活動休止の発表をする前に録った作品なんだろうけども…。LIVE活動休止の発表がされてからまだそんなに経ってないタイミングで新曲がリリースされたりすると、もう復活したような錯覚に陥るというか…時系列がゴチャゴチャになります(笑)
ということで…。
色々勝手申し上げましたが、赤楚くんのカッコ良さ、キャストの演技の安定感、主題歌の秀逸さと素敵な要素は満載なので、この先、僕の愚かな期待値を裏切るような神展開となることを期待しつつ、また来週以降も見守っていきたいと思います仮に駄作認定することになったとしても、エイジーズとしては完走を目指しますけどね(笑)ここまでご清聴ありがとうございました