前回記事で書かせていただいたとおり…


Mr.Children 30th Anniversary Tour

『半世紀へのエントランス』

に参加してきた僕。



今回はそのLiveレポートを綴らせていただきます🎵ミスチルファンじゃない方にとっては意味不明な内容かもしれませんので、予めご了承くださいませ💦


以下、ライブのネタバレとなります。セトリ等わかってしまうので、これから参加予定の方等は、くれぐれもご注意くださいませ。

1曲目から感極まる😭

Liveに参加すること自体、2年数ヶ月ぶり。ミスチルのLiveに関していえば、最後に参加したのが2019年のツアーの名古屋公演以来なので、ちょうど3年ぶり。そんなわけで、座席に着くなり、またこの空間に帰って来れたということが夢のようでした✨


そんな気持ちのまま迎えたオープニング。

最初の1曲目は…

『Brand new planet』

もうイントロ桜井さんの歌声を聴いただけで涙腺が…🥹しかも、この曲を聴いていたら、その当時のことを色々思い出してしまったんですよね。


この曲がリリースされたのは、コロナの猛威にさらされ始めた2020年。今もまだ収束したわけではないけれど、あの頃は今以上に『未知のウイルス』との向き合い方がわからず、当たり前が当たり前じゃなくなっていく毎日に心が疲弊していった気がします。そして、互いの命を守るために"ソーシャルディスタンス"を取ることが当たり前になっていったけど、それと同時に他人との心の距離も離れていった気がして…。


『コロナが収まったら…』なんていう希望の言葉も、僕の中ではどこか虚しく響いていたあの頃。それでも、自分なりに"生きがい"みたいなものを模索しながら懸命に生きていたよなぁ…なんて。この曲を聴いていたら、なんだかそんな当時の記憶が蘇ってきました。


この曲ってドラマの主題歌にもなっていたので、

それも当時の記憶を蘇らせたポイントだったかもしれません。ドラマの主題歌って、当時の記憶と紐付きがちというか、存在感が凄いですよね。


当時は、『姉ちゃんの恋人』の他にも『この恋あたためますか』だったり、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』だったり、絶望感漂う毎日の中で、エンタメにだいぶ心救われた時期だったなぁと思います😌


『何にも残らない』と思っていたコロナ禍の日々ですが、今やこうして"自分が生きた証"として、ひとつの思い出になってるんだなぁと思うと、それはそれで感慨深くも思えたりして…。


ミスチルがコロナ禍に生み出したこの希望の歌を聴いていたら…ん〜…

なんか初っ端から感極まっちゃいました🥺(笑)


僕にとって不動のNo.1ソング。

4曲目に歌ってくれたのが…

『innocent world』

誰がなんと言おうと、ミスチルのLiveといえば…

コレ‼️

ゼッタイ‼️

です(笑)


僕はこの曲を聴くためにミスチルのライブに行っていると言っても過言ではありません😆Liveで聴くinnocent worldは、会場の一体感がハンパなくて、ミスチルとファンが一緒にライブを作り上げてる感がたまらないんです☺️


そんなinnocent worldには、これまで幾度となく元気をもらい、日常の嫌なこと、辛いことを、この瞬間だけは完全に忘れさせてもらってました✨


そんな、僕にとって大切な

ミスチル不動のNo.1ソング🏆

を久々に生で聴けたこと…

本当に興奮しました😆😆😆


この曲に出てくる

窓に反射する(うつる) 哀れな自分(おとこ)が

愛しくもある この頃では

という歌詞。

今回のLiveでは、なぜだかここの歌詞が胸に刺さりました💘相変わらず自分の思うようには生きられず、いつまでも落ち込むことが多い人生だけど、なんだかんだで、今はそんな自分もちょっとだけ愛おしく思えるようになったということかな…(笑)??


懐かしく図々しいあの感情。

『今では考えられないくらい若くて図々しい曲です』という桜井さんのMCとともに披露された5曲目。

『LOVE』

この曲も懐かしくて、そして久々に聴けたこと、嬉しかったです🎵大学時代、この曲で歌っている『恋愛でも友情でもない"LOVE"』という感情にものすごく共感したんですよね。


燃えるような恋じゃなく ときめきでもない

でも いつまでも君だけの特別でいたい


付き合う気なんてサラサラないのだけど、自分以外の誰かと仲良くされたり、自分以外の誰かに取られてしまうと思うと、ちょっとジェラってしまうというか…。僕にもそういう存在の子がいたんですよね。まぁ…なんともワガママな感情です(笑)そんな当時の僕の中にあった具現化出来ない感情を代弁してくれたのがこの曲でした。


桜井さんの歌声を聴いていたら、そんな当時の感情が蘇ってきて、なんか思い出に浸っちゃいましたねぇ…😌今や全然連絡取らなくなったけど、あの子は今元気だろうか…🤔


答えはひとつじゃない。

懐かしい『LOVE』に続いて披露された6曲目。

『Any』

これも大学時代に心にグッときていた一曲。

思えば、僕がミスチルにどハマリして、過去の曲を聴き漁ってたのって大学時代なので、ミスチルの曲って大学時代の記憶との結び付きが強いなぁなんて思います。


今 僕のいる場所が 望んだものと違っても

悪くはない きっと答えは一つじゃない


将来の進路に悩んだり、自分が思い描いていたような学生生活とは違う現実に直面し、色々と"青い悩み"を抱えていた当時の僕に『答えはひとつじゃない』と諭してくれたのがこの曲。


色々と思うようにいかないのが人生だけど、

今ここにいる自分自身こそが真実であって、たとえそれが当初思い描いていた設計図と違っていても、それもひとつの答え

なんだなと。そんな風に現実を肯定していくことを教えてくれた僕にとっての青春ソングであり、大人になった今でも、迷った時、悩んだ時に立ち返りたくなる大切な一曲です🎵


大人になってからは、

​"愛してる"と君が言う 口先だけだとしても
たまらなく嬉しくなるから

それもまた僕にとって真実

という部分もグッとくるようになりました。

相手の真意も大事だけど、それ以上に大事なのは自分がどう感じたか?ということ。

『自分が幸せ感じれたのなら、それがたとえ嘘だとしたって、それなら喜んで騙されましょうよ』

みたいな(笑)

基本的に相手のことを疑ってかかる癖がある難儀な性格な僕なので、このマインドを思い出すことで、時々自分を戒めてます(笑)


そして、

この曲を歌い終わった後に桜井さんが…

サムネイル

今はまだ声も出せないし、マスクをしなきゃいけない状況で、まさに『望んだものとは違う』状況ではありますが、でも、こういう状況になってひとつ気付いたことがあります。
それは、みんながくれる"拍手"にも色んな表情があるっていうことです。だからこの状況も決して『間違いじゃない』んだなって。
だから今日は、そんな色んな拍手を浴びたくて、感じたくて、ここに来ました。(記憶が曖昧なので、多少脚色してるかもですw)

と仰っていて…。

こういう感性さすがだな〜と思いましたし、やっぱり素敵な表現をされる方だなぁと思わされました☺️


素直に受け取れない時もあるけれど…それも人生。

ステージから客席に伸びているいわゆる『花道』と呼ばれる部分に移動し、お客さんにより近い位置で演奏された7曲目。

『くるみ』


歌い出しの前に桜井さんからは、

サムネイル
 

お陰様で30周年を迎えたわけですが、ここまでの道程で『なんであの時、あんなことを言ってしまったんだろう』と思うことや、もう会えなくなってしまった人達もたくさんいます。

今日は、そんな人達のことも思い出しながら、この曲を歌いたいと思います。(記憶が曖昧なので、多少脚色してしまってるかもですw)

というMCがありましたが、この曲は『出会いと別れ』を繰り返し、『希望の数だけ失望も増える』けれど、それでも前に進んでいかねばならない人の『定め』を歌っているような曲なので、『歳を取れば取るほど味わい深くなる曲』というか、聴くたびに歌詞の受け止め方が変化するような気がします。


こんな僕でもそれなりに人生経験を積んできているわけで、この曲と初めて出会った頃と比べたら、自分にとってだいぶ共感性の高い曲になったなぁなんて、ちょっと年老いた気持ちを抱きながら聴いてました(笑)


ねぇ くるみ

誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうんだ

そんな時はどうしたらいい?


歳を重ねてから芽生えた感情って、僕はココなんですよね。先ほど『Any』のところで、『相手の言葉を言葉通り受け取るマインドの大切さ』を語ったばかりなので、それとは相反する話になってしまうんですが、相手の優しさを素直に受け取るべきだと頭ではわかっていても、生きていればそんな風に受け取れず、時に『何も知らないくせに偉そうに言ってんじゃねーよ‼︎』とか『うわべだけの優しさなんて鬱陶しいわ‼︎』とか、心ん中で相手に悪態ついてしまうような時もあるわけで…。でも、そんな自分自身に対しても自己嫌悪に陥ったりして…😅 感情があるからこそ、常に一定ではいられないというか、生きるって難しいですよね。


でも、そんな全てをひっくるめて前に進んでいくしかない、それが人生なのかな?と、この曲を聴いてると、過去を思い出しながら、そんな気持ちにさせられます。


この曲は最後、

引き返しちゃいけないよね

進もう 君のいない道の上へ

という歌詞で締め括られるのですが、

今回のLiveでは桜井さん…

引き返しちゃいけないよね

ではなく、

引き返しちゃいけないよなぁ

と歌っていて(僕の聞き間違いでなければ…w)。


たった少しの違いなんですけど、『よなぁ』に変わることで、"誰かに語りかけてる感じ"から"自分自身に言い聞かせてる感じ"に変わるというか、歳を重ねて人生の経験値が増えていくと、こういう悟りの境地に変わるものなのかもしれないな〜なんて思ったりしました。知らんけど(笑)


めちゃめちゃ豪華なやりとりに驚いた件。

『くるみ』を歌う前のMCだったと思うのですが、今回のツアー初日である福岡公演の日、ある人からメールをもらったと話していた桜井さん。


そのある人というのが…

B'zの稲葉浩志さん😲


なんちゅ〜豪華なやりとり💦

稲葉さんからのメールで、

『コロナ禍以降、これほど大規模なLive tourをやるアーティストは今回のMr.Childrenが初』

だと教えてもらったという桜井さん。


僕もそんなことは全然知りませんでしたが、そう考えると、この状況下でそこまでのLiveが出来てるってホント凄いことだし、自分のその場に参加出来ているってホントにラッキーなことだなぁと、改めてミスチルの偉大さを知ると共に、幸せをしみじみ感じておりました😌✨🎵


ということで…。

単なるライブの感想を書くはずが、自分の曲に対する思い出もダラダラ書いてしまってる影響で、長くなりはじめてしまったので、ここで一旦切らせていただきます😅


もしご興味ある方は、次回もお付き合いいただければと思います💦


長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました🙇‍♂️