"明日やろうは馬鹿野郎"

僕は、とあるドラマから、この名言を教わりました。そのドラマとは…

"山ピー"こと山下智久さんと、長澤まさみさんが主演を務めた

『プロポーズ大作戦』

です💡


もう10年以上も前のドラマなんですよね。時が経つのは早い…💦このドラマを知らない方もいるかと思うので、ざっくり説明させていただくと…


思いを寄せていた幼なじみ・吉田礼(長澤まさみさん)に告白できないまま、彼女の結婚式に出席することになった主人公・岩瀬健(山下智久さん)が、結婚式場に突如現れた妖精(三上博史さん)から、過去をもう一度やり直すチャンスをもらい、過去にタイムスリップして彼女を取り戻すために奮闘するラブコメディー


です。そして、冒頭の名言は、礼に想いを寄せながらも、なかなか告白できずにいる健に対し、礼の祖父(夏八木勲さん)が放った言葉です。


その当時、僕の身に何かあったわけではないんですけど、なぜだかこの言葉にとても感銘を受けまして、それ以来、この言葉は僕の脳裏にずっと残っていました。そして、ある出来事をきっかけに、この言葉はより深く僕の心に刻まれることとなりました。


とある夏の日の出来事。その日、牛すじのカレーが食べたくなった僕。牛すじの下処理が面倒なので、よっぽど気が向かないと作らないんですが、その日はたまたま休日だったこともあり、意を決して、朝から張り切ってカレーを作ることに。カレーの仕上がりがなかなか上出来だったので、ふと『実家に持ってってやるかな』と思い立った僕。と言うのも、昔から、たまに僕が料理を作ると、父親は『美味い美味い』と、いつも絶賛してくれていたので、『たまには食べさせてやろうかな』なんて思ったからです。


しかし、朝から気合いを入れて料理をしていたせいか、急に睡魔に襲われた僕は、実家に帰るのが面倒になってきてしまい『まぁ明日届ければいいか』と、そのまま昼寝をしてしまいました。


その昼寝の際、僕はある夢を見ました。それは、父親が亡くなる夢です。その時は『なんか嫌な夢だなぁ』くらいにしか思わなくて、気にも留めなかったのですが、その翌朝。実家から『父親が倒れた』との連絡が入りました。


僕は、急いで父親が運ばれた病院に向かいました。その道中、タクシーの運転手の方が『絶対大丈夫ですよ』とか優しい言葉をかけてくれたのですが、僕は前日に見た夢のこともあり、どうしても嫌な予感が拭えませんでした。病院に着くと、医師から告げられたのは『もう意識が戻ることはない』という非情な宣告。


それでも『生きてさえいてくれれば奇跡が起こるかもしれない』なんて思ったりしましたが、そんな願いも虚しく、父親はその日のうちに他界してしまいました。


結局、僕は父親に二度とカレーを食べさせることは出来なかったのです。まさか、昼寝で見た夢が予知夢になるなんて思いもしませんでしたけど、今にして思えば、あれは『明日に先延ばしにしたら後悔する』という、天からのお告げだったのかもしれません。


まさに

『明日やろうは馬鹿野郎』

だったのです。そして、その出来事があってから、この言葉は、より深く僕の心に刻まれることになったのです。かと言って、すべての出来事に対して、この信念で行動できてるか?と言ったら、全然だなぁとは思いますけどね…😅


ただ、そういう経緯もあり、父親の命日には、出来る限り牛すじのカレーを作って仏壇に備えるようにしています。そうすることで、自分の中の後悔の念を慰めてるところもありますし、改めて"必ず明日が来るなんて思っちゃいけない"と自分を戒めているところがあるような気がします。


と、なんだか湿っぽいエピソードになってしまいましたが、プロポーズ大作戦は、そんな人生の名言もありつつ、ストーリーも分かりやすく、

『素直に面白い』

と思える良きドラマです🌟

このドラマ、韓国、中国でもリメイクされているそうです。まさに『かのきれ』の逆versionといったところですね💡


そういえば、『かのきれ』といえば、先日こんな素敵なニュースが。

まさか本家の方から直々にメッセージが送られてくるなんて✨政治の世界では、日韓関係って全然改善される気配がないですけど、シウォンさんが言うように、こういう文化交流が図れるって素敵ですよね☺️


そして、

ちゃんと韓国語でメッセージを返してるあたり、衛二くんの人柄が出てるというか、やっぱ素敵な子だなぁと思います☺️日本版『かのきれ』を逆輸入して韓国でも放送してくれたら、韓国の赤楚衛二ファン、絶対増えるだろうな〜(笑)


そして、公式さんも

このツイート。『#シニョク先輩は素敵だった』ってハッシュタグは上手いなと思いました(笑)シウォンさんも待ち望んでることですし、日本版がぜひ韓国でも放送されますように🙏


これからの日韓関係は、

ドラマ外交

で改善ですね(笑)