まるでミカエルの髪の蒼なのにフィラと付く花
テレビに映るネモフィラを観て、蒼いなぁ…と思ったその口から出た言葉は「痛いなぁ…」
何度となく、お風呂に入れそうなチャンスはあったのに、その都度様々な邪魔が入る。
一つには眠気、いやそんな生易しいものでは無い、もはや意識消失。ゴミ屋敷となってしまった唯一の居場所は寝床…マットレス、そこでご飯を食べていた、テレビを観ていたはず、なのにいつの間にか寝ていて…三角寝、膝を抱え、膝に眉骨を押し付け三時間、ただでさえ何重にもダブる視界、目を守らなきゃいけないのに。或いは屈伸寝、脚を伸ばしたまま前のめりに…どちらもそんな姿勢なのに微動だにせず寝続ける。そしてトイレ寝、やはり前のめりに三時間、或いはトイレの蓋に右肩を痣になるくらい押し付け続け、それでも起きずに三時間。線維筋痛症の薬·リリカの副作用か、こういった意識消失を一日の中で何度となく繰り返してる
そして痛み、蒼いと言うはずの言葉が痛いとなってしまうくらい痛みに支配されている、痛くない時は無い。今日も昨日深夜に食事をして起きたらお風呂に入ろうと思っていたのに、起きたら痛みが…紛らわす為に午後2時頃に電話、話の中でフィリピンの東に午後9時の時点で熱帯低気圧が発達中、24時間以内に台風になると。そのせいか!もう台風が…日本から遠くてもいや遠い方が、そして台風の卵、熱帯低気圧が発生した時が一番痛い…気象病、気圧の変化を感知してしまうのか
先週の火曜日も晴れていて、痛みも多少はましで、なおかつヘルパーさんも訪看(訪問看護師)さんも来ない曜日だからある意味時間にも追われない
勿論ヘルパーさん達が洗い物や買い物、助けて下さっているから最低限生活出来ているのであって感謝しかないけれど、でももはや時間通りに動けないからすぐ追い詰まって、前はヘルパーさんが来る前ギリギリにお風呂から上がる、みたいな事やお風呂終盤にヘルパーさん来て背中洗うの手伝ってもらった事もあったけれど、もう全然間に合わない
そんなお風呂入れる条件が揃った火曜日だったのにお風呂が怖くて入れなかった
何でか分からないけど、とにかく怖くて
いくら洗髪しても脂漏性皮膚炎で角質化した油脂は全く取れない、ヘバーデン結節でどんな動作でいつビキッと突き刺す様な痛みが走るか分からない指で必死に洗ってるのに、身体も二週間越えると洗うのもひと仕事、垢擦りと呼んでいるけど、これを全身手で擦ってから身体を洗わないと湯船が、あと視界が…左目は黄斑前膜除去手術は成功したけれど網膜の歪みは元に戻らなかったのか像の歪みなど症状改善せず、右目は加齢による突然の逆まつ毛が角膜を傷つけている、その為か常に水の中にいる様な見え方、から更に物が何重にも見える状態に、そんな視界でお風呂は辛い、そして着替えなきゃならなくなるから洗濯物が増える…自分の中で洗濯の順番があって、ヘルパーさんの時間も限られてるし、結果洗濯が出来ず溜まり続けてる、朝晩の寒暖差が酷くて服…部屋着選びに悩む
と理由を挙げると様々あるけれど…入ろうというタイミングでイレギャラーな事やショックな事が起こって入れなかったり…私はツイてないしタイミングが悪い
けれど先週火曜日はとにかくお風呂が怖くて
身体か汚いのは当然嫌、顔も洗えなくて辛い、だからお風呂に入るモチベーションが起きないとかじゃなくて
今日は今晩は入らないと明日から雨、雨が降ったらやはり痛みで入れない…午後5時に電話を終わりにしてまたお腹が空いたからご飯、話すの止めたらまた痛みが
今日更年期型膀胱炎の注射に婦人科に行くはずだったのに行けなかったしお風呂にも入れなかった…次の主治医の出勤は金曜日、金曜日には行きたいから…おぞも酷いし指の変形も続いていて怖い、ホルモン注射を続けるのも怖い、けどこれ以上指が曲がるの嫌だから
お風呂に入りたい