「お前さん、 それを言っちゃお終ぇよ」
寅さんに諭されて
下げようと思う頭に
初夏の風が撫でる
乳母日傘で育っても
しばしば飲んだ苦い水
それでも曲がらず折れず
歩きとおせた幸せを
ひとり頷いて床の中
===今回でひとまず休止します。再開の時まで。
「お前さん、 それを言っちゃお終ぇよ」
寅さんに諭されて
下げようと思う頭に
初夏の風が撫でる
乳母日傘で育っても
しばしば飲んだ苦い水
それでも曲がらず折れず
歩きとおせた幸せを
ひとり頷いて床の中
===今回でひとまず休止します。再開の時まで。
こんなところにあった
転がり隠れた
24色の欠品エンピツ
捜し出した満足
絵を描くことなくても
小さな困難に便利と
あちこちに置いていた
マッチ箱が見当たらない
邪魔者扱いで姿消す
時代の変化つくづく