芸術、非芸術、反芸術
 
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パート4

そして余りにも暇すぎたので友達とバンドを組んだ。ジャンルはパンクとかハードコアとかその辺。パートはボーカル。理由は何か友達とずーーーーっと聞いてた曲があってそれをある日CDに合わせて口ずさんだらお前ボーカルでバンドやろうぜ!って言われたから快諾。とりあえず俺は音楽はメチャクチャ好きだったのでテンション上がる。取りあえず俺とそのギターの奴が思いついた物を片っ端から曲にしていく。何か小さい町だったので友達に頼んで地元のラジオ局とかにも行き即興でそいつのギターに合わせて歌ったりしてる間に曲はぼちぼち出来た。って言っても2曲くらい。そんなこんなしてる間にライブも決まり友達のバンドと対バンする事になった。俺はやるからには出来る限りの事をしたかったのでギターの奴にひたすら練習しようと持ちかけるも彼は「練習しない事がパンクだ!」との名言を吐きやる気なし。精神性を重んじるパンクにおいて、お行儀よく毎日決まった時間に練習するなんて彼にはまっぴらだったんでしょう。とりあえずベースとドラムは友達で他のバンドをやってる奴をかけもちさせる事にする。ベースはいかにもなパンクな兄ちゃん。モヒカンで自分で鋲打った革ジャンとか着ちゃってるやつ。ドラムは俺の1番の親友。とりあえずクレイジーな事にはおおらかなアメリカでもクレイジーな事で知れ渡っちゃってる様な奴。しかし全く練習しない訳にはいかないので(ライブでは5曲演奏する事が決まってた)何とかギターの彼を説得し2回の練習で5曲書き上げる。

パート3

とりあえずもう日本には戻れないしあんまり戻りたくないのでオレゴンで学校を探し始める。何とか最初にいた学校に戻ろうとするもとりつく島もなし。しょう がないのでそのライバル校みたいなとこへ行こうとするもあと一歩のとこで駄目になる。そんな状況に陥りつつも友達の家を転々とするうちにまた友達が増え始 める。毎日友達と飲んだり、パーティーに行ったりと結構楽しい生活を送る。しかしそんな感じで楽しい生活を送っているうちに3ヶ月以上あるアメリカの長い 夏休みも終わりに近づく。怒り狂う親とも次第に連絡をとらなくなる。その時の一般的なアメリカ人はまだケータイなんて持っていなかったので向こうも連絡の 取りようがなかった。流石に俺も焦り始め結婚や養子縁組等を企てアメリカ人になり学校に行こうとする。頑張れば結婚してくれそうな奴と(形だけ)養子にし てくれそうな友達の親(形だけ?)を見つけたものの流石に結婚は相手に悪く将来結婚した時の相手にも悪く、養子は親もせっかく育てた息子が知らないおっさ んの子供になってしまったらイヤだろうと思い実行には移せず。

そんな事をしてる間に新学期が始まってしまい、何故かその家の奴が学校に行き、その間俺がそいつの家に一人で居る等不条理な事が行われ始める。主に学校に 行ってない奴の家にいたけど最後の方がそんな事もありました。流石に放任主義の親もきれ、経済制裁が行われ入金が凍結される。この頃から本格的な逃亡生活 に入る。ちなみに学生ビザで入国してるのに学校に行っていなかったのでいわゆる不法滞在になると思われる。昼間は街で唯一のピアス屋に入り浸る様になり、 手伝う代わりに食事をもらう事になる。そんな事をしてる内に金を送るのを止めれば連絡して来て日本に帰ってくると思っていた親もどうやら帰ってくる気配が ない事に気付き始める。流石に息子に死んで欲しくはなかったのでたまに最低限のお金を送ってくれるようになる。ママ、あの時は本当に迷惑かけました。ごめ んなさい。あーー終わらんー。もう1回切ります

パート2

そして友達にお別れの言葉とお前ら間違ってるらしーよという事を告げ、泣く泣く日本に帰る。親の失望した顔を横目に見つつしょうがないのでもといた学校に復学するも向こうでの単位は認められず4月から留年をし、2回目の1年生をスタート。とりあえず日本に居る気はさらさらなかったので再留学の準備を着々と進める。

そしてなんとかもう1度留学出来る事が決まった。今度はカリフォルニア州。公立には1年しか行けないので私立の学校へ行く事が決まる。行ってビックリ、今 度は前回とはうってかわって校則の厳しいクリスチャンの学校だった。なんと3インチX5インチ以上の模様が入ったシャツは禁止。先生がそのサイズの紙を 持ってて怪しいと判断されるとその紙をシャツに当てられる。あとピアスも禁止。俺はその頃は結構ピアスも開いていたので開けたてのピアスを毎日学校に入る 前に外して終わったらつけ直してました。おかげで今も閉じたピアスの周りが結構盛り上がってる。外し忘れてた日は職員室に呼び出されよくピアスを没収され てました。しかも毎日聖書の時間があってそれは完全に洗脳。とりあえず信じないと地獄に落ちるし他の宗教も全部悪魔のまやかしなので信じると地獄に落ちる と教え込まれる。クリスチャンじゃない奴は生きてる価値もないみたいな感じ。しかもホストファミリーのおばちゃんは保護観察員?的な物やったけどまーしゃーないなーと思いつつサッカーとか陸上をやりそんなに悪いや つじゃない事をアピるものの陸上の大会でラスベガスに行った時ここにはいちいち書かないけど、やんちゃをした事がばれ(人に迷惑をかける様な事ではない)、今度は4、5ヶ月の停学を食らう。そして保護観察員のおばちゃんに自宅軟禁状態にされる。そして何かそいつが見つけて来たやんちゃな奴らが行くクラスみたいなのに行かされる。そこは親から捨てられて施設で暮らしてる奴とか元ギャングのメンバーとかみたいな奴らが集まっててそいつらの生い立ちストーリーを聞くにつれて社会の歪みに気付く。日本に戻ってももう1年留年するだけなので必死で耐える。とりあえず学年が終わり来年からは学校に行ってもいい事になっていたけどこっちから願い下げなので、すぐに愛しのオレゴン行きの片道切符を握りしめカリフォルニアを後にする。続きます。