咬合紙を使った噛み合わせチェックとはまた別の種類のチェック法を2つご紹介します。

特に2つ目が重要です。

 

① 《歯に指(または爪)を当てて歯をカチカチ噛み合わせる》

 

噛み合わせのチェックでもあり、歯の根っこの安定度を測るチェック法でもあります。ご存知のかたも多いと思います。

 

カチカチした時に歯が微妙に動けば、歯が動揺している=噛み合わせに問題あり、と分かる訳です。(許容範囲には個人差があります)

歯医者さんもこうしてチェックするそうです。

 

私の場合、噛み合わせが悪かった頃は歯に触っただけで嫌~な感覚がありました。

もちろんカチカチしたら動揺しまくりです。

今はカチカチしてもほとんど、あるいは全く動きません。指で触ったときの感触からして違います。ガッチリ安定している、という感じです。

 

 

② 《噛み合わせる時に顎が横方向に動くかどうかを見る》

 

下顎をリラックスさせた状態から、そーっと歯を合わせていき、最後はギュッと噛み合わせます。

その途中で、下顎が少しでも横に動いたら問題ありです。

 

これはある歯医者さんのブログで知ったチェック法で、その先生が若い頃、先輩と二人で患者さんをこの方法でチェックし、「ほら、今動いたでしょ」と言われたけど、全然分からなかったとか。

 

そんな分からないくらい小さな動きでも駄目なのに、かつての私は噛む時に1ミリくらい横に動いてました。歯がコツンと当たった後、グッと噛み込むと右に(あるいは左に)ズルッと下顎が動くのです。

その頃は別に気にもしてなかったのですが、上記のブログを読んでそれがダメなことなんだと知り、一時期かなり念入りにこのチェック法を使って咬合調整してました。

 

ちなみになぜこれが重要かと言うと、「顎が横方向に動く」=「顎に横方向の力が加わっている」という事であり、その横方向の力は、実際には顎ではなく歯に加えられているからです。

 

つまり、顎が横に動くとは、下の歯に側方圧が加えられていることを意味するのです。

 

そして、下の歯に力を加えているのは当然「上の歯」ですから、作用・反作用の法則により、上の歯にも側方圧が加えられていることになるのです。

 
このブログで何度も繰り返しているように、噛み合わせ調整の本質は【歯に側方圧が加わらないようにすること】、ただこの一点ですから、口を閉じていってグッと噛み合わせるまでにちょっとでも顎が横に動いてはダメなのです。(許容範囲には個人差があります)
 
ちなみに噛み合わせが良くなった今の私がこのチェックをしても顎は左右に全く動きません。
 
地味ですけど、結構重要で有効なチェック法だと思います。
 
ご参考になれば幸いです。