ウディ・アレンの映画❶【レイニーデイ・イン・ニューヨーク】が全米未公開。幼児虐待疑惑について
ウディ・アレンの映画【レイニーデイ・イン・ニューヨーク】を、8月6日、なんばパークスシネマで見た❗️
この映画、若手人気男優のティモシー・シャラメ、
女優のエル・ファニング、セレーナ・ゴメスなど、
錚々たる有望株が出演していて、注目されていたが、
ウディ・アレンの幼女への性的虐待が暴露されて、
🔴いまだアメリカでは、公開されていない。
そんないわく付きの映画が、日本で公開されている。
この映画とアレンの疑惑は、切っても切れない関係なので、簡単に、🔴アレンの疑惑の流れを紹介しよう。
⭕️ウディアレン監督が、養子をたくさん抱え、養子と実の子合わせて7人の子供を持っていた女優ミア・ファローと付き合い始めた所から始まる。
まず、ミア・ファローの養子だった21歳の韓国人女性スン=イーとアレンが関係を持ち、その後に、結婚します。
さらに、1992年に、ミア・ファローが《アレンが、
7歳の養女だったディランに性的な虐待をした》と告発❗️結果として、刑事裁判では棄却されましたが。
それ以降にも、ローナン・ファローというジャーナリスト兼弁護士が、アレンの性的虐待を再度暴露した。
で、このローナンこそが、あろうことか、アレンとミア・ファローの実の息子❗️なのである。
つまり、息子が父を告発したことになり、アレンも黙っておれず《これは私怨だ❗️》と自分の息子とその母ミア・ファローを非難❗️。
しかし、世の中は、MeToo運動の時代になっていて、
アメリカでの配給先だったAmazonはこの映画の上映をやめ❗️、出演俳優たちも次々と出演したことの
後悔を表明❗️自身の出演料を慈善団体に寄付する行動に出た。
こんな経緯があり、アレンは、裁判まみれになっていた。そんな状況下で、作られた映画だったと理解してほしい。
⭐️この映画のあらすじを紹介しよう。
ペンシルバニア州の大学に通うカップル、男はギャツビー、女はアシュレー。2人との裕福な家庭の育ち。
田舎アリゾナ育ちのアシュレーが、大学の課題で有名な映画監督ローランド・ポラードにマンハッタンでインタビューするチャンスを得たため、ニューヨーク育ちのギャツビーがニューヨークの街を紹介しようと張り切るが、次々にハプニングが起きて、それぞれが別々の体験をして、2人はなかなか会えなくて・・・
以上❗️
🟢私がこの映画を見た感想は、
アレンが、自分の行動から色んな裁判などの荒波に巻き込まれた結果、身につけた思いが《どんな人間であれ、欠陥だらけであり、そんな間抜けな人間が集まりぶつかり合うのが、社会なのだ》❗️
そして、そんな欠陥だらけの人間の中で、【唯一、正しく生きて、正論を吐くのが、元娼婦❗️
娼婦こそが、正しい道を歩むのだ❗️】というアレンの人生哲学が、語られている。
すごい皮肉だが、今のアレンの本音なのだろう。
ある種、普通の人間が信じられなくなり、信じられるのは、娼婦の行動のみ❗️
こんな思いに至ったと感じた❗️
小さい哲学者アレンの人生論なのだ、この映画は