月亭方正❻上方落語協会に入れた理由と師匠月亭八方の男意気




ともこ『八方師匠は、方正さんの気持ち分かるけど、

他の落語家さんて、分かんないじゃないですか❓

そんなら、アイツ何なん❓と言われたりしませんでしたか❓


方正『それは、ありましたよ。

それって、しょうがないやんか。

横入り、みたいな・・・TVの世界でやっとったら、えーーやないか⁉️というのがあった・・・

噺家さんでも、TVでやっとったら、えーやないか、

という人と、

ありがとう、よう来てくれた、落語の裾野、広げてやー、という人に分かれてた‼️

オレはどっちの意見も受け止めたし、

何でも、よろしくお願いします・・・・と、

師匠の顔、つぶされへんし❗️

協会に入る時には、師匠は回りの反対派の噺家さんに、結構、ガーッとなったみたいで❗️

でも、もし、方正が何かしたら、俺もやめるから、

と言っていただいたという。

オレ、その話、師匠に聞いてないねん❗️今の小文枝師匠に、『あの時、焦ったんやぞー❗️

八方がガーッと言って』・・・マジですか❓


ともこ『八方師匠、そんなん、言わはらへん方でしょ❗️そーゆーこと。


方正『オレの事、師匠、よく知らないわけやんか。

勝手に落語やりたくて来て、

しかも月亭くれて、命くれて、協会に入る時に皆に色々言われて、方正が何かあったら、自分で責任をとるって・・・・これね、ホンマ(泣きそうになる)


ともこ『泣かんといて下さいよ❗️


方正『何で、そこまで、しはんねんやろ、と思たな❗️


ともこ『それは方正さんの熱意を見てはったからやないですか。

八方師匠も東野さんも、外目には冷たい感じに見えるんですよ。

でも、2人ともあったかい人で、余りそれを出さない人で・・・・

方正さん、そーゆー人にも好かれるんやないですか。


方正『一生懸命、やってたけどね❗️

そん時は、たまらんかったな❣️