日本が世界に誇るはずの俳優なのに、キムタクのドラマ『A LIFE』の浅野忠信(43)は、すっかり精彩を欠いているようです。



主演映画「淵に立つ」がカンヌで評価され、巨匠マーティン・スコセッシにも認められた浅野忠信。



めったに出ない民放ドラマに出演すると前評判を呼んでいたのですが、何かあれば大声を出して荒ぶるだけ。
大映ドラマ張りに大げさ、かつ感情の起伏の激しい芝居の連続です。
『スチュワーデス物語』の堀ちえみや、風間杜夫は笑いの対象になりましたが、『A LIFE』の演出では笑うこともできません。



浅野 忠信は、1973年11月27日生まれの「虚宿」です。

「虚宿」は、十二宮の中では、冷静沈着で不屈の精神を備えた「磨宮」に二足、論理的でエキセントリックな「瓶宮」に二足属しており、この2つの宮の影響を受ける特殊な宿です。
十惑星では、厳格で打算的な「土星」と、独自性をあらわす「天王星」の影響を受けています。



人体の中では腎臓に当たり、肝腎要という言葉でも知られるように、物事の要不要を見分ける能力に長けているため、社会でも重用されることが多いようです。

そんな「虚宿」生まれは、豊かな「財運」に恵まれ、社会的にも高い地位に就く事ができます。



ちょっと風変わりな「虚宿」は、型にハマらない我が道を行く人。
同時に、陰と陽との要素をちょうど半分ずつ持ち合わせているので、真面目で堅実ながらも、オリジナリティーに富んだ発想ができるのが特徴です。
革新的であることを切望し、「みんなと一緒」は絶対に嫌なので、自分の個性を客観的に分析しながらも、どのように現実性と独創性を交錯させようかと常に考えています。



プライドが高く、厳しい自己研磨の精神と複雑な感受性の持ち主です。
大きなロマンを抱きながらも、その夢と現実とのギャップをいつも感じていて、なかなかストレートに行動に移すことができません。
また他人への無関心から、ちょっと冷淡に見られがちで、自ら孤独の中に入り込むニヒリストの傾向があります。



尊大な態度で強く自己主張するということはありませんが、道理に合わないことを強引に正当化しようとする詭弁な言動が多く、考え方が理屈っぽいところがあるようです。
人生の不条理に対するシニカルな笑いが得意で、人に煩わされずに自分の世界に浸っているときが最も幸福な時間なのかもしれません。



浅野忠信が演じるのは、キムタク扮する外科医と対立する病院の副医院長という役どころ。
ヒロイン竹内結子の夫でもあり、公私ともに敵役です。



同じ医療ドラマでたとえるなら『ドクターX』でいうところの西田敏行の役回り。
ベテラン俳優と比べるのは酷ですが、小物感が際立ちます。



役者の演技力や存在感に加え、脚本も人物が描けていません。
家庭も仕事も大事、キムタクに嫉妬もするけど自分に自信がある、義父の院長を失墜させようと画策する腹黒さがあるのに、妻の手術を思い浮かべただけで錯乱状態になってしまう。
葛藤する人物像を描いていると同時に、「虚宿」の極端な二面性そのものなのですが、見ている方は困惑するのかもしれません。



生え際が不自然で 、植毛疑惑まで取り沙汰されている浅野忠信。
2017 年1月21日に公開された、マーティン・スコセッシ監督の最新作である遠藤周作原作の『沈黙-サイレンス-』にて、チョンマゲを結うために頭頂部を剃っており、その影響かもしれませんが不自然です。



『A LIFE』でのギャラは通常のドラマよりも破格だそうですが、浅野忠信は貧乏くじを引かされたのでしょうか。

今後の展開が気になります。