最近、ある本にハマりすぎて
何も手につかない。
沢木耕太郎さんの
「深夜特急」
文庫本では1〜6巻まであります。
インドのデリーから
イギリスのロンドンまで路線バスで行く。
若かりし頃の沢木耕太郎は
そう思いついたそうです。
これはその道中を描いた小説。
インドから、と言っても
その手前の香港やタイで
かなりうだうだしているのですが…笑
そこがまた面白い。
旅人の沢木さんは色々な人に出会い
色々な出来事に遭遇することになります。
インドでは特に
沢木さんの価値観がひっくり返ると同時に
私の価値観までひっくり返るようでした。
これまでの常識だったものは崩れ
生死の境は曖昧になっていきました。
沢木さんがこの旅に出たのが26歳の時。
そして私も26歳。
旅に出た当時の沢木さんと自分が重なり
思わず日本を飛び出してしまいたくなる、
そんな衝動に駆られる。
危険だけど魅力的です。
今、6巻あるうちの5巻まで来ました。
読み進めていきます。
ああ、旅に出たい。