最新情報!!
非小細胞肺がんEGFR遺伝子変異陽性患者さんへの朗報と、
注意喚起アドバイスです。
天下の国立がんセンター、並びにキャンサーを生き抜くSNS仲間の会の
メンバーより、最新情報入手です。
1.EGFR変異で、ステージ4と診断されたら、ファーストラインは、
タルセバを選択しましょう。
2.次に、1年程度で、耐性ができたら、次の薬剤は、T790M遺伝子陽性を
気管支内視鏡検査チェックし、陽性ならば、ウルトララッキーです。
タグリッソをセカンドラインにしてください。
3.1年で、タグリッソに耐性ができたら、次サードラインは、
また、タルセバに戻ります。
*こうして、EGFRとT790M遺伝子陽性患者さんは、
わずか、2種類の製剤で、サイクル治療を継続でき、
キャンサーで持っていかれることはないことが分かってきました。
つまり、キャンサーと共存しながら、生き抜きます。
本日、非小細胞肺がんステージ4EGFR陽性と診断されたら、
貴方は、生き抜くことができるステージ4有力候補です!^^
やりましたね!国立がんセンター呼吸器内科が、発表しましたよ。
「10年以内に肺がんで持っていかれる患者は、ほぼゼロになるでしょう。」
と
凄いところまで、キャンサー医学が進歩しています。
勇気と希望を持ち続け、できれば、国立がんセンターに
早目に転院、スタートから通院してください。
P.S.が落ちると、通院許可が規定上おりませんので。
4.注意事項
免疫チェックポイント阻害製剤「オブジーボ」をタルセバの次に
入れるのは、回避してください。
もし、効果がないと、効果が弱いと、T790M遺伝子陽性があれば、
タグリッソに移ります。
ところが、オブジーボで免疫抑制が解除されると、少なからず、
Tリンパ球が活性化します。
そこへ、次のタグリッソが奏効するとキャンサーを小さくなるので、
免疫抑制が益々解除され、Tリンパ球が元気になり過ぎて、
自己免疫疾患=間質性肺炎を起こします。
なんと!50~60%の確率です。
つまり、EGFR陽性患者さんは、基本分子標的製剤で、
ずっと勝負・治療しましょう。
最後の最後に、免疫チェックポイント阻害製剤を選択しましょう!
以上
最新情報でした。
沼袋健太より