こんにちは。
以前より、お伝えしていました、
キャンサーによる免疫抑制により、進行がんを免疫細胞療法だけで、30%以上の患者さん奏効率をなかなか結果として出せない。
勿論、従来の標準治療(抗がん剤や分子標的製剤)との併用では、
補完治療として、それなりの成果をだしています。
しかし、γδT細胞移入療法のみ、厚生労働省は混合診療承認というのが、
現在の実態です。(勿論、既得権益の問題も裏にはあります)
自己の免疫細胞が最終的には、
キャンサーを退治する理論が判明しながらも、
自由診療の免疫細胞療法だけは、なかなか成果を出せずにきました。
(だから、多くの標準治療の医師達は、免疫細胞療法をバカにしてきました)
しかし、やっと、昨今、何が阻害要因となっているのか?が、
判明してきました。
それは、
キャンサーが、免疫抑制物質を出し、免疫細胞に攻撃を受けないように
防御しているからだと、医学の進歩で、わかったのです。
そこで、小野製薬は15年間諦めず、研究を続け、
キャンサーの放つ免疫抑制物質を解除・制御する薬剤を
ついに開発しました。
そして、国内では、今年夏にメラノーマの治療薬として、
承認されました。勿論、標準治療になり、保険が効くわけす。
(*数年先に、この研究者はノーベル医学賞を受賞するでしょう。)
そして、今、進行がんのこれまでの治療の間違いに、
研究者・医師たちはようやく気付き始めています。
世界中、こぞって、この理論に基づいた製剤(新薬)を開発中です。
日本、アメリカがその中心です。
では、その新薬に着いて、最新情報を解説、情報提供しましょう。
目下、肺がん、腎がん、すい臓がんで各社製薬会社の薬剤治験を
あちこちで、開始しています。
詳細は、以下の通りです。
記)
1.抗PD-1抗体製剤について
1)PDL-1が発現していることが、治験・将来承認された場合の治療対象に
なるそうです。
2)PDL-1の発現率は、世界平均で、60%。
ところが、日本人のそれは、なんと、まだN数は少ないのですが、
拡大推計すると80~90%になりそうです。
3)治験で効果の出ている患者さんは、ほぼすべての方が、
耐性が出ていないそうです。
一番長い患者さんは、PHASE1から継続使用しており、
1年半の経過は、PRとなり、その後ずっとSDだそうです。
4)実際、CRの患者さんも10%近くいるそうです。
(まだN数が少ないので、なんともですが・・)
5)この治験の縛りは、66%は抗PD-1抗体製剤を
うけることができますが、33%はドせタキセルになります。
くじで決まるそうです。
但し、いつでもキャンセル(自体)可能だそうです。
しかもペナルティは無いそうです。
2.抗PDL-1抗体製剤について
1)これも治験が開始されています。
2)この製剤は、縛りが無いそうです。
つまり、全肺がん患者さん対象で、遺伝子検査の必要は
無いそうです。
3)承認されれば、アバスチン同様に、全身状態さえ良ければ、
投与可能だそうです。
⇒これは、いいですね。
4)但し、治験には縛りがあります。
アリムタとの比較をするため、アリムタを受けた患者さんは、
この治験参加対象外です。
以上
最新情報となります。
皆さん、焦って治験に参加しなくとも、しばらく他の薬剤で、
安定していれば、大丈夫だと思います。
というのは、世界中の治験成績は、素晴らしく、
PHASE2を終え、PHASE3を少し実施して、効果が認められば、
早々に治験を打ち切り、承認方向に動き出すことは、
必至です。
多くの医師の予想では、1年半以内には、
肺がん、腎がん、すい臓がん等で承認され、早ければ、
2015年12月~2016年4月までには、
使用できるということです。
さあ、この2つの薬剤が発売され、使用すれば、
進行がん・再発がんと共に10年~30年の共存も期待できる。
完治も期待できます。
実際に治験で、CR(完全寛解・画像上消滅)の患者さんも
思いのほか多いそうです。
それまで、期待を持ちながら、
1.標準治療:分子標的製剤とアリムタなどを中心に
2.免疫細胞療法
3.超高濃度ビタミンC+グルタチオン点滴治療
4.BCGCWS治療
5.遺伝子治療(P53など)
6.血管内治療
7.シイタゲンα、AHCC摂取
(キノコの菌糸体、国内優良企業製品で安心・安全)
8.EPAサプリメント摂取
9.ビタミンDサプリメント摂取
10.食生活改善:高たんぱく、高ビタミン、バランスミネラル
11.運動、休養、睡眠、温泉入浴、バカ笑い
により、できるだけ進行させない(長期SD、PRを保つ)よう
工夫・実践しましょう!!
*ちなみに先進医療・混合診療をどんどん進めることに意欲を示し、
それを既得権益のしがらみなく、
迅速に実践できる政党は、”維新の党”です。
14日の選挙結果は、自民・公明が政権取るのは
間違いないでしょうから、
がん患者さんは、医療面の進歩、承認、早期享受を考え、
”維新の党”に投票されるとよろしいかと思います。
政権与党でなくとも、
”維新の党”の議席が少しでも多く成れば、先進医療実現・
享受のスピードは速まります。
自民党の阿部さんも、先進医療には前向きです。
ただし、自民党は、既得権益(厚労省、医師会、製薬会社)の
しがらみがあるので、なかなか前に進めないのです。
先進医療については、
自民・公明・維新の党方向性は一緒ですから、
それを後押しする推進力に拍車をかけるためには、
”維新の党”の議席を増やす戦略的投票を
国民(特にがん患者さん)は、されると宜しいかと思います。
勿論、私もがん先進治療早期推進のために
維新の党に投票しますヨ^^
免疫細胞療法成功日記クンより