こんばんは。
昨日の深夜NHK番組で、先般のクローズアップ現代に続き、
話題の”がん幹細胞”を標的にした治療方法最新情報と
そのものの知識についてオンエアしていました。
これは、凄い情報です。
またまた、再発・進行キャンサーを生き抜く、完治させる光明です!!
以下にその情報を整理しましたので、ご参考頂ければ幸いです。
ポイントは以下の通りです。
①がんの親玉細胞を抑え込めば、がんと長期共存できる。
つまり、がんを生き抜くことができる。
②これまでの治療は、実は幹細胞ではなく、
分裂の早いチンピラ細胞をターゲットにしていた。
そのため、DNA阻害剤たる所謂、抗がん剤、そして、チンピラ細胞の
遺伝子変異を調べ、がん抗原たんぱくをブロックする
分子標的製剤(抗体医薬)で、増殖SPEEDの早いチンピラ細胞が殺傷され、
一時的に、がんの塊が小さくなっていた。
⇒しかし、暫くすると、薬剤に耐性ができたり、薬剤投与中断により、
再び急速増殖し出す。場合によっては、転移まで。
③そこで、ここ10年もの研究で、チンピラ細胞の増殖司令塔たる
幹細胞があり、それを抑制すれば、
がんの塊を無限に増やさず、共存できるのではないか?
または、アポトーシスに導けるのではないかという仮説を打ち立て、
研究を進めてきました。
④その中心たる人物(医師)が、あの元東大医科学研究所教授、
現シカゴ大学教授の中村祐輔先生です。
⑤中村先生は、がん幹細胞特有の遺伝子を特定。
その遺伝子をもったがん細胞(=幹細胞)にのみに働く薬剤候補を開発。
既に、細胞レベル、動物実験終了し、効果を確認。
⑤いよいよ、シカゴ大学中村祐輔先生チームにて、
新薬治験開始しています。フェーズ1です。
⑥これまでの研究で、判明したもう一つの重要ポイントは、
がん幹細胞が存在しない、または非常に少ない、休眠している場合、
チンピラ細胞は、ある程度の塊まてにはなるが、
そこで成長、分裂がストップし、stable状態となり、
長期共存、いわゆる『がんを生き抜く』ことができると、判明した。
*特に、がんを発祥し、ステージ1でオペにより切除した患者さんに
その傾向が見受けられる。
そういう患者さんは、幹細胞が存在しない、または極端に少ないため、
免疫細胞療法の活用で、数が少ない幹細胞を殺傷または、
休眠・機能ストップさせることができると、推察。
以上が、がん治療最前線です。
恐らく、中村祐輔先生の研究が成功した場合、
ノーベル医学賞授賞は確実でしょう。
治験SPEEDはアップさせ、早期の実用化に向けて、
懸命に頑張っているようです。
※「幹細胞が無いと、または休眠すると、チンピラ細胞は
ある程度の大きさから、殖えない。」
これは非常に重要なポイントですね!
では、幹細胞ターゲットの新薬開発まで、どうするか?
先にお伝えした中村祐輔先生の研究成果を踏まえれば、
私の対応策・治療仮説は、以下の通りデス。
①まずは、増殖SPEEDの早い大きな塊をつくっているチンピラ細胞を
分子標的製剤や抗がん剤で可能な限り殺傷する。
②幹細胞は、増殖SPEEDが遅いため、抗がん剤は効かない。
また、いま現在は、幹細胞対象の分子標的製剤もない。
そのため、選択は、免疫細胞療法ではないか?と考えます。
幹細胞は、正常細胞に非常に似通っており、
獲得免疫のαβT細胞療法単独では、厳しい。
*そこで、効果を見込めるのは、直感鋭い、異形細胞を見極め攻撃する
活性化自己ナチュラルキラー細胞移入療法
+
樹状細胞ワクチン療法(事前にがん細胞のペプチド種類を調べ、
それを覚えこませる)ではないだろうか。
③免疫抑制を解除する。
・超高濃度ビタミンC点滴療法
・キノコ菌糸体摂取
といったところでしょうか。
その他、CD44表面抗体阻害剤併用(リウマチ薬剤)。
以上
またまた嬉しい最新情報でした!
(^-^)/
免疫細胞療法成功日記クンより